5月8日の夢ですが、自分が死ぬ(死を覚悟する)という感覚をリアルに体験しました。
病気ではなく、自ら死を望んでいるわけでもなく、簡単に言うと生け贄のような形で、私が代表で死ぬことになったのです。
私を殺す役は、私の弟でした。
(目が覚めて思えば、その弟は実際の私の弟とダンナが混ざった感じの若い男性です)
首の後ろを切るということで、私は「痛くないように」と、何度も何度も念を押していました。
不思議なことにその時の私は、死ぬこと自体は恐れていないのです。
ここで死んでも次の世界があると素直に信じていて、ただ「痛いのだけは嫌だから一瞬でお願いね」と切実に弟に頼んでいました。
(その時の会話で弟が、本当は首の後ろを切るよりコメカミを刺すほうが確実で痛くないとか言っていたのが印象的)
そして死ぬ前に髪の毛を洗うことにしました。
禊っぽく白い着物を着て井戸水で、というのではなく、普通に我が家のお風呂で、裸でシャンプーでした。(夢らしいところ)
そして頭を泡立てながら本当にこの後死ぬんだなぁと思った時に、
「あれ?ちょっと待って、私のお金ってどうなるんだっけ?」と思ったのです。
どこにいくら渡すとか決めてなかったよね?
というか、もうあのお金は私使えないのよね?
そしたらもっといろんなことに使っておけばよかったじゃない!
(目が覚めてからこう書いてると、命より金かい!とツッコミたくなります)
そのようなことを考え始めると、急に死ぬのが怖くなりました。
怖いというか、もっとこの世でできることあるのにという後悔です。
例えると、転校するのは別にいいんだけれど、この学校でやり残したことまだあったよねという気持ち。
やっぱり死ぬの嫌だ。痛いのも嫌だし。と、真剣に後悔や不安が押し寄せたところで、後ろから何かが振り降ろされる感覚がして、あ、死ぬ!と思った瞬間に目が覚めました。
不思議な夢でしたが、夢の中ではすごくリアルでした。
来世があるから死ぬことは怖くないと思っていたのも本当、
直前になって、やり残したことがあるから死にたくないと思ったのも本当の気持ちです。
そして、あ、死ぬ!と思ったときの、ヒュッ!という感覚は、言葉で表現できない特別なものでした。
昨日はちょっと生まれ変わった気持ちになっていましたが、今日はすでにその感覚も薄れてきているので、忘れないようにブログに書くことにしました。
こんな夢見たことある人他にもいますかね。
貴重な経験しました。
柴犬ちゃろも夢を見る。