前回のブログに続き、またまた義理の両親との関係について知りたいという女性のご相談です。同居はしていないけれども、折り合いが悪くて悩んでいるとのことでした。
まず義理のお父さんとの関係を占いました。
天山遯の三爻を得ました。
<爻辞>
「遯を係ぐ。疾あり厲うし。臣妾を畜えば吉」
とんをつなぐ。やまいありあやうし。しんしょうをやしなえばきち。
<意味>
「繋がれていて逃げることができない。悩み苦しむ。下男下女を扱うように(親しまず)できれば吉」
天山遯(てんざんとん)は「良くないものからさっさと逃げる」ことについて説かれた卦です。
しかしこの三爻は、逃げなくてはならないと分かっていても繋がれていて逃げることができません。病のように悩み苦しみます。
逃げられないけれど、そのものと親しまずに適当な距離を保てるならば吉。
なるべくなら近づかない方が良いです。ただ、無下に切ることもできないので、付かず離れず(やや離れより)で、上手に距離を取れると良いですね。
次に義理のお母さんとの関係を占いました。
火沢睽の四爻を得ました。
<爻辞>
「睽きて孤なり。元夫に遇いて交孚す。厲うけれども咎なし」
そむきてこなり。げんぷにあいてこもごもまことす。あやうけれどもとがなし。
<意味>
「背いて孤立する。会うべき人に会い真心を通じ合わせる。危ういけれども問題はない」
火沢睽(かたくけい)は「背く、反目する」ことについて説かれた卦です。易で「火」は中年の女、「沢」は水で若い女を表し、女二人の反目です。
この四爻は、背いて孤立していますが、元夫(これは、もと夫ではなく、善良な人、助けとなる人)と会って、心を通じ合わせれば、危うい立場だけれど難を免れると言っています。真心で接すれば、支援者も現れて状況は良くなります。
実はこのお客様と義理のお母さんは、マヤ占いで見たら、同じ太陽の紋章を持っていて、ガイドKINにもなっていて、毎年回ってくる年間KINが数年遅れで全く同じと、かなり波動が似ているのです。ようは似たもの同士の反発です。
そう言ったら顔を抑えて「イヤーッ!」と叫んでいましたが。
お義母さんとは一度腹を割って話し合ってみたら良いのではと提案しました。そうすれば意外に通じ合う相手かもしれません。
が、どうしてもできないと言うことなので提案にとどめました。
(このお客様、手相がとても頑固なんです。笑)
睽(けい)は小事に吉なり。小さなことをやっていく分には吉です。
いつか気持ちが変わったら、話し合えると良いですね。いずれにしても「孚(真心)」が大事という卦です。
昨夜の十三夜の月です。写真はこんなですが肉眼では大きく見えて、その上の木星もよく見えました。
十三夜の月は、十五夜の約一ヶ月後なので「後の月」ともよばれます。
十五夜の月を見て十三夜の月を見ないことを「片見月」と言って、縁起が良くないとする風習があるそうです。他にも、旧暦の10月10日に月見をする「十日夜(とおかんや)」というのもあって、十五夜、十三夜と合わせて「三月見」と言うそうです。
全ての月を見ることができると縁起がいいと言われているので、今年の十日夜(11月3日)の夜も月を愛でたいと思います。
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