夏至の朝、日の出とともに目覚めました。
朝起きてスマホを開いたところ、日の出の時間とスマホの時間がピッタリ同じだったので思わずスクリーンショットをとった次第です。
せっかくなので飛び起きて庭に出ました。夏至の朝日には特別な波動があるというので、たくさん浴びてチャージしました。
クイーンエリザベス、雨に打たれても次々に蕾を付けてくれます。
さて、易には「十二消息卦(じゅうにしょうそくか)」といって、一年の二十四節を表すものがあります。陽がだんだん長じてそれが頂点に達して、再び陰が生じていく流れ。それを十二の卦にあてたものです。
夏至は、太陽の出ている時間が一年で最も長い日で「陽」の気が最も強まる日なので、つい全部が陽の「乾為天」だと思いがちですが「天風姤」。初爻に一陰がすでに生じています。
〈卦辞〉
「姤は女壮なり。女を取るに用うる勿れ」
こうはじょそうなり。じょをとるにもちうるなかれ。
〈意味〉
「姤のとき、女が大変勢い盛んで強い。このような女を妻に迎えてはならない」
失敬な!と言いたくなる卦辞ですね。笑。
易では陽爻が男、陰爻が女です。男ばかりの中にいきなりやってきた女(初爻の陰)が「女壮」で、強すぎて良くないと言っているのですね。
男性がこの卦を出したときは女難の相とか、良くないものに出会う時とか言われますが、女性にとっては勢いのある良い卦だとも言われています。特に仕事面で才能を発揮する時です。
「姤は遇なり」
遇とは「偶然の出会い」を意味します。思いがけなく何かと出会う卦です。
しかし、人生で「たまたま」とか「偶然」と思えるものも、実は全て「必然」です。必ず意味があります。
夏至によせて、「何か」と出会ったらその意味をいつも以上に大切に考えてみたいと思います。陽から陰に転じるターニングポイントでもあるので、デトックスや浄化も意識したいですね。