実の姉との関係が悪くて困っているという方のご相談で易を立てました。
火沢睽 の上爻を得ました。
睽(けい) は、背き合うことについて書かれた卦です。
「二女同居して、その志同じく行はれず」「背き合う姉妹」まさに姉妹喧嘩の卦。
(こういうピッタリの卦が出るのが、易の興味深いところです)
その中で上爻は、<爻辞>
「睽孤。豕の塗を負うを見る。鬼を一車に載す。先には弧を張り、後には之が弧を説く。冦するに匪ず。婚媾せんとす。往きて雨に遇えば即ち吉」
意味
「そむいて孤立している。泥だらけの豚が見える。幽霊を車に乗せている。初めはそれを弓で射ようとし、後には弓をおろす。危害を与えるのではない。結婚しようとする。行って雨にあえばすなわち吉」
反目している相手が、泥まみれの豚や幽霊を満載した車に見える。でもよくよく見たら、悪い相手ではなくて結婚相手だったという話。
疑心暗鬼に囚われず、よく話し合うと良いですよ。と、いうことなのですが、それで即「わかりました」とはならないですよね。
問題は、どうしたら今反目してるのにきちんと話し合いができるのか、自分からそういう気持ちになれるのか、ということです。
そこで、田坂広志さんの「人間を磨く」という本に、人間関係が好転する「こころの技法」というのが載っているので、それを紹介したいと思いました。
以下、Amazonの紹介から目次をコピペします。
・「嫌いな人」は、実は自分に似ている
・人間関係がこじれていく「本当の理由」
・心がぶつかったときこそ、「絆」を深める好機
・どうすれば、本当の自信と強さが身につくのか?
・「人間を磨く」とは、「非の無い人間」をめざすことではない
・難しい人間関係に直面したときが、人間を磨く最高の機会
・「優等生」が、周りから好かれない理由
・なぜ、心の中の「思い」が、相手に伝わるのか?
・なぜ、「自分の非」を認められないのか?
・心の中で相手を誉める、それだけで、嫌悪感は薄れていく
・相手の心に「正対する」だけで、関係は良くなる
・自分から心を開いて、拒否されたらどうするか?
・感情的な非難をすると、相手に対して、ますます攻撃的になる
・「和解」は、ときに、十年の歳月を超えて起こる
今すぐ実践できる「7つの技法」
人間関係が好転する「こころの技法」
第一の「こころの技法」 ‐ 心の中で自分の非を認める
第二の「こころの技法」 ‐ 自分から声をかけ、目を合わせる
第三の「こころの技法」 ‐ 心の中の「小さなエゴ」を見つめる
第四の「こころの技法」 ‐ その相手を好きになろうと思う
第五の「こころの技法」 ‐ 言葉の怖さを知り、言葉の力を活かす
第六の「こころの技法」 ‐ 別れても心の関係を絶たない
第七の「こころの技法」 ‐ その出会いの意味を深く考える
詳しくは本を読んでいただきたいと思いますが、私はこの中でも、自分の心の中の「小さなエゴ」を見つめる(認める)こと、言葉の力を活かすこと、その出会いの意味を深く考えることなどが、良かったと思います。
もちろん、どこに感銘を受けるか(受けないかも)人それぞれです。
ご興味ある方は、ぜひ読んでください。
先日のマヤバースデーの翌日の朝は、皇居に行きました。
ちょうどライオンズケートが開いた7月26日です。
雨のおかけで他に人はおらず、皇居のパワーを存分に頂きました。
皇居の売店も開いていて、そこでは金運アップという噂のある「皇居の長財布」を3つも買っている女性がいました。お土産でしょうね。
私は、皇居絵ロウソクを購入しました。蜜蝋です。母が喜ぶと思います。