3回目のリピートでいらしたお客様、Aさんの話です。
1回目は「転職を考えている」と言っていて、その時期や方向性を占って後押ししました。
2回目では「転職先が決まった」と言っていて、それを喜びつつ、新しい会社で気をつけることや目指すところなどを占いました。
3回目の今回は「その転職を取りやめた」という報告でした。 ビックリ❗️
何があったのかと聞くと、
「今の会社を辞めようとしたら、みんなから引き止められて、いろいろ迷ったけれど、もう少し今の所でがんばってみることにしました」とのことでした。
「人は変化を嫌う」といいます。
変化は、見知らぬ世界への扉を開けるわけで、危険かもしれないからです。
人の脳は、自分が安心安全に生きることを最優先に考えています。だから、今現在とりあえず無事に生きている環境があれば、それをなるべく温存させたい。「種の保存」のプログラムです。
心理学では「現状維持バイアス」と言って、変化や未知のものを避けて現状維持を望む心理作用のことをいいます。変化することを「安定の損失」と認識して、現状維持に固執してしまう心の働きです。
Aさんが「現状を変えたい。変わりたい」と思ったことは確かなのですが、辞めようとした会社から引き止められて「現状維持バイアス」が働いてしまったということですね。
個人的には「もったいない」と思いました。せっかく新しい会社で内定をもらえたのに。
でもAさん自身が決断したことでしたら、他人がどうこう言うものではありません。
もう少しがんばってみるというのでしたら応援します。
ただ、辞めたいと思ったときの過去の自分からは変ってほしいです。
変わらなかったら同じことの繰り返し。他人は変えられないからね。自分がなんとか変わらないと!
Aさんがこれまでと同じ職場でも、一度は自分が辞めたいと思った違和感を打破していくことを心から望み応援しています。
昨日の新月は、新暦2月1日の旧暦1月1日で、ダブル朔日でしたね。仕事の前に朝いちで大國魂神社にお参りしました。
巽神社からすごく良い気をいただきました。
振り返って礼をしたとき、いきなり涙が出そうな温かい気が満ちていました。
いつもは閉まっている東照宮も朔日の早朝は開いています。
目に見えぬ神に向かいて恥じざるは
人の心の真なりけり