imacoco ~手相・九星気学・易占・マヤ

東京都府中市で手相鑑定・九星気学の運気鑑定・易占やマヤ暦を使った開運アドバイザーをしています。私自身、日々開運活動にいそしんでます。

気学「三合法」と三合参り ~ 先生に聞いたこと

私は九星気学での吉方位旅行で「三合法」をやっています。

以前の記事↓

開運旅行の大技「三合法」 - imacoco ~手相・九星気学・易占・マヤ

 

最近になって、それとは別の一年の間に三方位の神社にお参りする「三合参り」の話をよく聞くようになり、生徒さんから質問もあったので、その話をします。

 

まず「三合」とは何かという話ですが、上のブログにも書いてますが、サクッと言うと、この下図の三角形をつくる十二支同士の組み合わせ。

木、火、金、水の性質で生旺墓の関係になっているものをいいます。

生旺墓とは、

「木気三合」亥卯未-木は「亥」でまれ「卯」でんになり「未」で(死)す。
「火気三合」寅午戌-火は「寅」でまれ「午」でんになり「戌」です。
「水気三合」申子辰-水は「申」でまれ「子」でんになり「辰」です。
「金気三合」巳酉丑-金は「巳」でまれ「酉」でんになり「丑」です。

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この同じ性質を持つ方位、例えば今年は寅年なので「火気三合」寅(東北東)、午(南)、戌(西北西)の三方位の神社(または仏閣)に、それぞれ寅の月(2月)、午の月(6月)、戌の月(10月)にお参りすることで、九星気学の三合法のような開運効果があるというものです。

これは本命星に関係なくみんな同じ方位を目指すことになるので、取り入れやすい三合法だと思います。

 

それで、どういう質問があったかというと、最近ネットで見た記事では「2月に南(午)に行け」というのが多かったそうなのです。

私は「寅の月の寅の日に寅の方位」だと思っていたので算命学の大家ハリー田西先生(大学の先輩です)にお伺いしました。

 

以下、ハリー先生の回答をそのままコピペします。(ご了解いただきました)

 

十二支同士の組み合わせを位相法といいます。位相法には良い組み合わせ合法と悪い組み合わせ散法があります。
このうち合法の中で仲の良い3つずつの十二支の組み合わせを三合会局といいます。
つまり三合会局は3つずつ4つのグループがあって、それぞれの五行ごとに、
・申ー子ー辰(三合水局)
・亥ー卯ー未(三合木局)
・寅ー午ー戌(三合火局)
・巳ー酉ー丑(三合金局)
といいます。
その3つの十二支の月にそれぞれの方位へ参ることを三合参りといい、年に3回いわば佑気取りに行くというわけです。3か所にいかないとだめです。


ちなみに、今年は寅年ですから、

寅の月である2月の 寅か午か戌の日に寅の方位(東北東)、午の月である6月の 寅か午か戌の日に午の方位(南)に、戌の月である10月 の寅か午か戌の日に戌の方位(西北西)の神社仏閣に参拝します。
旧暦では1年は2月スタートなので寅(2月)ー午(6月)ー戌(10月)の順番で回りますが、来年は卯年なので卯ー卯(3月)-未(7月)ー亥(11月)の順番になります。

 

わかりやすい!

やっぱり寅の月には寅の方位、午の月には午の方位に行くんですよね。ただ寅の月の寅の日じゃなくても、寅・午・戌の日だったら良いとのこと。

そうしたら、2月は6(寅)、10(午)、14(戌)、18(寅)、22(午)、26(戌)3月2(寅)と、7日も候補日があります。

どこかで、寅(東北東)の神社※に行こうと思います。

※2月は午の方位(南)というのも間違いではなく、これは自分の信じる方でいいと思います。(2月に南は天道が廻っている方角だから吉というのもあります。ただし、天道は凶方位に重なると凶意を強めるという説もあります。だから日や距離を選ぶのです)

 

 

たよりになるハリー先生のブログはこちら

“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

 

 

もう一つ「その方位が凶方位に当たっていてもいいのか」という質問がありました。

実は私も今年の午の方位は年盤で本命殺の凶方位。2月の寅の方位は月盤でみんなに大凶方位の五黄殺です。

その場合は方位の影響を受けない35㎞以内の神社に行くことにします。

三方の神社を結んでできるだけ正三角形になるほうが良いので、私は自宅中心の17~20㎞で3つの神社を定めました。

もっと言うと、来年以降もあるし、恵方参りもあるしで、全方位20㎞以内の神社を検索しました全方位外交。

みなさんもあちこち吉方位マップを駆使して探してみたらいかがでしょう。

神社ではなくてお寺でも良いですが、お寺か神社かは統一しましょうね。

 

こういう三合法とかお水取りとか、流派によって違いがあるものです。

2月に午の方位に行けというのは、三角形の次の頂点の方位に行くことで三角形を結んで結界を張ることが重要だという考えかもしれません。(上の図参照)

それだと、2月が午の方位、6月が戌の方位、10月が寅の方位になりますよね。

あと、生、旺、墓の順に行けという説もありました。それだと今年は寅午戌の順でピッタリ合います。

 

ハリー先生の言葉を引用しますと、

「これは算命学ではないんです。厳密にいうと気学でもない。陰陽五行をもとにした佑気取り、縁起かつぎみたいなものかな」

そう、縁起かつぎです。恵方参りも吉方位旅行も魔法じゃありません。信じる心と普段の徳が福を呼ぶ。

あまり神経質にならずに、面白そうと思ったら取り入れてください。


どうもネットに書いてある三合参りの方位の順番はバラバラみたいです。
「時計回り」だとか、「旺(上の図で丸で囲んでいる干支).から初める」とか。

 

あまり気にしなくても良いのかも。笑

ちなみに九星気学の「吉方位旅行での三合法」は、回る順番は問いません。