発達障害を持つ子どものことで悩んでいる母親の依頼で易占をたてました。
今の状態について
山水蒙 (さんすいもう)の四爻を得ました。
〈爻辞〉
「蒙に困しむ。吝」
もうにくるしむ。りん。
〈意味〉
「蒙昧で苦しむ。残念なことである」
山水蒙の「蒙」は、無知蒙昧の蒙です。知識がなく愚かなこと、何もわからない人、分別がつかない子どもなども意味します。
そこで勘違いしそうになりますが、そのお子さんのことを無知蒙昧と指しているのではありません。
お母さんが知識が無い状態で苦しんでいることが良くないということです。
山水蒙の本卦では「蒙は亨る。我童蒙を求むるにあらず。童蒙我を求む」と、師を自ら求めて行くべきことを述べています。
なので、この易占が意味することは、「よくわからない状態でひとり不安に苦しんでいないで、良い師、頼りになる識者を自分から強く求めて行け」ということです。
信頼できる人に会い、助けてもらって、良く生きる術を見つけること。今は苦しくても未来には希望があります。
今後について占うと、
天雷无妄(てんらいむもう)の 二爻を得ました。
〈爻辞〉
「穫るに耕さず。畭るに葘せず。則ち往く攸あるに利ろし」
かるにたがやさず。こなたつくるにあらきばりせず。すなわちいくところあるによろし。
〈意味〉
「収穫を期待して田を耕すのではない。作物をたくさん得るために開墾するのではない。ただひたすら目の前の務めに励むのが良い」
天雷无妄は「自然体」「無私無欲」について説いた卦です。はやりで言うと「ありのまま」
この二爻は、結果を求めて何かをしようとするのではなく、自然に任せて行けばなるようになり、結果として得るものがあると言ってます。
こうしなければならない、ということもありません。ありのままに天に任せる。正しい道を歩んでいれば、思いがけず良いこともあるかもしれません。
禅の言葉に「水広即魚遊」(みずひろければすなわちうおあそぶ)というのがあります
狭い学校では生きづらかった子も、社会に出れば合う水があるかもしれません。
ひとりで深刻に悩まず(ちゃんと助けを求めて)、お子さんを信じて見守ることがよい未来につながるように思います。
「風の時代」は、みんなが生きやすくなるといいますからね。信じましょう。
2月8日に北西吉方位で秩父に行って参りました。三峯神社、聖神社、秩父神社と三社お参りできました。
三峯神社は崇敬神社で神棚にお祀りしている神社です。今年のお札新しくしました。
拝殿両脇の御神木は、以前は触れたのですが今は(コロナ禍のためか)触れないようになっていました。
木の下で深呼吸して御神気をいただいてくださいとのこと。それで十分だと思います。
秩父神社は、以前行った時は改修中で見られなかった「つなぎの龍」が色鮮やかに復活していました。
空にも白龍が飛んでましたよ😊