かつうら御苑で美味しい朝食をいただき、
紀伊勝浦駅を9時5分発の熊野御坊南海バス(31 那智山線 那智山行)で大門坂まで。
最終日は、熊野古道を歩きます。
意外と整地されている道。
関所跡、夫婦杉、多富気王子跡、唐斗石などを経て、熊野古道の大門坂はバス停「那智山」が終点。
大門坂はその名の通り坂がキツかったなあ、と思いましたが、
実は那智山バス停から神社に行くまでの表参道の階段のほうが厳しかった。
ここに至るまでの階段で、多くの老夫婦が休んでいました。内心エール贈りました。
那智大社も足腰の強いうちに参拝した方が良いですね。
主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)イザナミノミコトと同体神。
「ふすみ」とは「むす」という生成発展を意味する言葉であり、同時に「結(むすび)」という意味を持っています。かつては「結宮(むすびのみや)」という通称で呼ばれていました。
玉垣内には礼殿から見て、正面に五殿、左側に一殿が造営されています。
正面右から四殿目が主祭神(イザナミノミコト)をお祀りするお社です。
なので、
第一殿 瀧宮(大己貴神)
第二殿 証誠殿(家都御子大神)
第三殿 中御前(御子速玉大神)
第四殿 西御前(熊野夫須美大神)
第五殿 若宮(天照大神)
第六殿 八社殿(天神地祗)
ですが、最初に第四殿からお参りすると良いでしょう。
もちろん第一社殿から順に参拝しても神様は怒りません。
ちなみに熊野本宮大社については、はっきりと「主祭神である第三殿→②第二殿→③第一殿→④第四殿→⑤結びの神の順番でおまいりしましょう」とガイドブックにありました。
熊野那智大社の境内の御縣彦社(みあがたひこしゃ)ではヤタガラスがお祀りされています。
樹齢850年といわれる那智の大楠。この御神木の胎内くぐりをして絵馬を奉納します。
絵馬には願い事ではなく、感謝と決意を書きます。
むちゃくちゃ大きいおみくじの筒がありました。
大吉ゲット✨
お坊さんがフレンドリーで感じの良いよいお寺でした。
こちらでも大吉ゲット✨
近づくとこんな感じ。三重塔。
那智の滝に向かう前に、那智七福神を祀る如法堂(大黒堂)があります。
少し階段を上りますが、ぜひお参りしてほしいところです。
靴を脱いで上がって、ゆっくりとお参りができます。
大黒堂というので、七福神のうちの大黒さまを祀られているのかと思えば、七福神すべての神様がいらっしゃいました。
奥宮は有料ですが、気がいっそう澄んでいますのでぜひお参りしてください。
入り口で御神水をいただくこともできます。
水の量が少なくなっているなぁと感じます。
でもパワーはとてもあります。
ここでも土地のものいただきました。地酒・地ビールは必須。
帰りは那智の滝からバスで紀伊勝浦に出て、紀伊勝浦駅から出ている空港バスで飛行場。2泊3日の大変充実した開運旅行でした。
今年は久しぶりに南西が吉方位になったので、高野山や九州などちょこちょこ行きたいと思います。