翌朝は、明光バスの「快速熊野古道号(南紀白浜空港−新宮駅) 新宮駅行」
旅館前の古賀浦から乗って本宮大社前まで。
このバスを途中で下車して熊野古道を歩く人たちもいました。
時間があればそれもお勧め。
主祭神は家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)
「食べ物を司るうるわしい御子神」という意味で、スサノオノミコトと同体神とされています。
境内は写真撮影禁止です。
お手水の八咫烏。
本宮大社前から熊野御坊南海バス(51 川丈線 新宮駅行)で、速玉大社前まで約1時間。
バスの待ち時間に飲んだ熊野サイダーは、ヤタガラスのラベルが可愛い。
熊野速玉大社は、比較的街中にある神社です。
熊野速玉大社公式サイト|和歌山県新宮市鎮座 根本熊野大権現 世界遺産
御祭神は、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)イザナギノミコトと同体神。
熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)イザナミノミコトと同体神。
もともと祀られていた所の神倉山が神倉神社となり、そちらは元宮と呼ばれ、この熊野速玉大社は新宮(にいみや)と呼ばれます。
こちらの境内で見た「熊野曼荼羅の絵解き」
かつて熊野比丘尼が全国を巡って熊野信仰を説いて歩いたという『熊野観心十界曼荼羅』の絵解き、社務所で訪ねたら申込できました。初穂料はひとり500円。
とても丁寧にお話ししていただいて、質問にも答えていただきました。ありがたい。
たった二人の参加で申し訳なかったくらい。本当にありがとうございました。
パワーのあった梛の木。
そして速玉大社から勝浦まで、熊野御坊南海バスで35分。
2日目の宿は「かつうら御苑」です。
このホテルについて大ショックだったことは、露天風呂が不具合で休止中だったこと。私は、開運旅行ではホテルの温泉施設を一番の楽しみにしているので、これは事前に教えてほしかったです。(そしたら別の宿にしてましたよ)
窓の外の景色。
露天風呂が使えないのに当初の宿泊料金のままというのは大きなマイナス。スタッフは外国人実習生ががんばっていましたが、サービスも部屋の清掃も今一つ。いろいろガッカリしましたが、これも厄落としだと思って我慢しました。
そんな気持ちでかつうら御苑の目の前の「大漁」という店に入って飲んでいましたら、カウンターの並びにきちんとスーツを着たおじいさんがいて、私たちに話しかけてきました。
「目の前のかつうら御苑に泊まってるんですよ。夕飯つけてなかったけど、この店がおいしいからよかった」
と、私が言ったら、その「大漁」の店員さんが遮るように割り込んで、注文を取る振りしてメモを見せてくれました。
『ぎょえんのオーナーです』
それ以上、余計なことを言わずに済みました。店員さんグッジョブ。
お料理おいしく、しかも安く、店員さんも気が利いている。
勝浦に行ったらぜひご利用ください。
メニューに値段が書いてなかったんですが、二人で散々食べてビールも日本酒も飲んで7000円でした。二人分。名物焼きそうめん、美味しかったです。
(かつうら御苑の夕食よりコスパ良いです。ここだけの話)
翌朝は、かつうら御苑でおいしい朝食をいただきました。朝食はとても満足でした。
つづく。