易占をはじめたときから、自分のイーチンタロットを作りたいと思っていましたが、縁あって形になりました。
イーチンタロットを作りますとここで宣言した時の記事はこちら。
イーチンタロットを作ります - imacoco ~手相・九星気学・易占・マヤ
己書の竹尾英敏先生に書を書いていただいて、キメラワークショップの鬼女羅☆さんに制作をお願いしました。
「日本のいーちんたろっと」は、古代中国で作られた「易」を、今の日本人(それは私)が気軽に手にし、理解し、自分で占って日々に活かせるように、との思いで名付けました。初心者が最初に使うカードとして、学習しやすいように作っています。
台湾の進源書局(占い関係の本が充実している台湾のお勧め本屋)で購入したイーチンタロットは、学習には向きませんでした。(そりゃそうだ。占いツールであって、勉強用ではないのだから)
易に興味のある人は、まず「易経」という本を読むところから入ると思います。私もそうでした。でも、読んでいるだけでは頭に入ってきません。読んでる途中で寝たりして。昔の大学の授業みたい。
私が易経を覚えたのは、具体的に易占を始めてからです。
まずは自分のことを占い、それをノートに書く。後日、占いの結果と照らし合わせる。
その積み重ねで易経の物語を覚え、「易は当たる(正しく読めたら)」という確信も生まれました。
「易って興味あるけど難しそう」と思っている人のとっかかりとして、ぜひ手にしていただきたいです。
さて、そうして生まれた「日本のいーちんたろっと」ですが、印刷も終わったところでビックリの見落としが発覚しました。
カードについている解説シートを見直していたところ・・・・・・
水火既済(すいかきせい)の書(画)が、
「既済」じゃなくて「既成」になっている!!
うん、意味がね、「既に完成している」だからね。既に完成、既成、むしろこっちの字のほうがしっくりくるよね~。
でも、違うし!
カードももちろんこれで印刷されていました。
いやあ、なんで気づかなかったんだろう。
解説シートは、最終稿までなんだかんだと6回くらい見直しているんだけど、最後の最後に気がついた。もう間に合わない、既に終わったタイミングで。既に済んだタイミングでっ!!
ワタクシ、九紫火星は今年2月から坎宮入りして、この3月は月破、歳破、暗剣殺が重なる大凶の月でした。「破」には最後に破れる運があるから気をつけろとみんなに言っていたのに。おまえのことだよっ!!と先月の私に言ってやりたいです。
でもまあ、「このことを通じて、私はますます良くなっていく」←悪いことがあったときの座右の銘
案外、エラーカードが面白いって、ウケるんじゃないかしら?
※キメラワークショップさんが、正しいカードを作って後日差し替えてくれると言ってくださいました。神。
今日も鬼女羅☆さんがこちらのイベントに持って行ってくださっているそうです。
良かったら見てください。世にも珍しいエラーカードを。