同じ年の女性から「来年本厄なんでお祓いに行った方がいいですか」
と言われて驚きました。
私の記憶では、女性の厄年は30代で終わっていたので。
調べてみると、
男性(数え年)
本厄:25歳、42歳、61歳
前厄:24歳、41歳、60歳
後厄:26歳、43歳、62歳
大厄:42歳
女性(数え年)
本厄:19歳、33歳、37歳
前厄:18歳、32歳、36歳
後厄:20歳、34歳、38歳
大厄:33歳
ほらやっぱり、女性の厄年は30代が最後だよね。
と、思ったら色々なホームページで女性の厄年に男性と同じ60、61、62歳が載っているものがありました。
むう、いつの間に。
そもそも厄年というのは、悪いことが起こる年ではなく、お役のある年、人生の大事な節目の年、神様にお仕えする大事な役目を任される年のことです。
「やく年」が、言葉遊びが流行った江戸時代に、男性の42は「死に」、女性の33は「散々」に通じるというので、「大厄」の年と言われるようになったと聞いています。
ただ、これは私が大昔に聞いたことがあるだけなので、本当に江戸時代からなのかとかの確証はありません。この話を聞いたとき、もちろん女性の厄年に60歳はなかったです。
役年の節目は転機を迎えて責任ある立場になるので、神社でお祓いをしてもらったというもの。
それが、いつのまにか「厄祓い」になって、せっかくの「お役」を払うのはいかがなものか。
ただし、いつも言ってますが、人生は引き寄せです。
やく年を厄が来る年、災難がある年と思っていたら、当然、悪いことを引き寄せますので、神社で厄祓いしていただいた方がいいです。そうして、厄祓いしたから大丈夫!と思う気持ちが大切。
厄年60歳説については、こんな記事を見つけました。
「昔は平均寿命が50年程度だったこともあり、60歳といえば立派な長寿でしたが、時代とともに寿命も伸び、今では60歳が高齢とはいえなくなりました。そのため、還暦祝いは長寿祝いというよりも人生の節目を祝う意味合いが強くなり」(引用)
その結果、人生の節目の翌年を「お役をいただく役年=厄年」にしたということです。
その上、
「そこで、現代では長寿祝を迎えた年(古希70歳・喜寿77歳・傘寿80歳・米寿88歳・卒寿90歳)の翌年が高齢の厄年(役年)と考えられています」
ですと!
生きてる限りお役をいただくということですね😆
節目の年を迎えたことを喜び、大切なお役目を果たすために神社にお参りするというのには賛成です。
日帰りバスツアーで見た富士山です