昨日はリピーターのお客様Aさんがいらっしゃいました。
「言われた通り10月16日に東に行って、それで仕事が上向くかと期待していたのに、立て続けに良くないことが起きて、上司には散々叱られるし、ストレスで体調は崩すしで、この際、仕事を変えることにしました」
とのこと。
なるほど、早速、開運旅行の効果が出ていますね。
東の効果は特に早いです。
吉方位の開運効果と言うのは必ずしも良い結果がすぐ出るのではなく、先に今までの厄を落とすケースもあります。「毒出し」と言っても良いです。
特に大きな効果の出るタイミングで行くと反動も大きくなります。
今年の10月16日の東と西は「輪重吉方」、いつもの年より大きな効果がある上、Aさんにとっては初めての吉方位旅行だったので、毒出しもキョーレツだったようです。
他にも、吉方位旅行に行って体調を崩したとか、事故にあったとかの話は、わりとよく聞きます。そんな時「吉方位に行ったのに良くないことがあった」と思うか、「吉方効果で厄落としができた」と思うかで、その後の運の引き寄せが大きく違ってきます。
そもそも良くないことが起こるとき、それは何かを気づかせようとしているのです。
自分の生活、行動や考え方などの良くないところを気づかせるための警告です。
もし吉方位旅行の後で人間関係が悪くなったと言うのであれば、その縁や関わり方を見直す時です。(必ずしも縁を切るというのではなく、見直しです)
Aさんは、仕事との関係を考えるきっかけをもらって、変わることにしたわけです。
昨年末に相談に来たときは、閉塞感の「山風蠱」が出たので、「今の仕事を辞めるなら辞める、続けるなら続けると腹を括って行動を」とアドバイスしたのですが、結局1年間不満をため込みつつ続けていたから、荒療治でガツンときたのだと思います。
東の方位の持つ効果は、「発展運」「仕事運」「元気になる」「行動力がつく」などです。これから楽しみですね。
次に行く仕事を易占で占ったところ、
火山旅(かざんりょ)二爻 を得ました。
〈爻辞〉
「旅、次につき、其の資を懐き、童僕の貞を得」
りょ、やどりにつき、そのしをいだき、どうぼくのていをう。
〈意味〉
「旅先で、宿舎につき、旅費もあり、良い召使いも得る」
「火山旅」とは「旅」について説いた卦です。この「旅」は、いまどきの行楽旅行のイメージではなく、昔の人がやむなく故郷を離れ流浪するような「旅」のことで、何かと不便で落ち着かず、不安や寂しさも象徴します。
ただし、その中で二爻は、正しい徳を持っているので、泊まるところも、お金も、身の回りの世話をしてくれる人も得ることができると言っています。
仕事においては、少し落ち着いて、利益を得ることができ、味方も現れるときです。
もちろん、「旅」なので手放しの楽はできませんし、これからも不安は出てくるかもしれません。でも、今の運気は良いです。応援してくれています。
開運効果は、不運の姿でもやってくる。
Aさんが今いるところから旅立って新しいステージに行くことを、吉方位開運旅行が促してくれたお話です。