imacoco ~手相・九星気学・易占・マヤ

東京都府中市で手相鑑定・九星気学の運気鑑定・易占やマヤ暦を使った開運アドバイザーをしています。私自身、日々開運活動にいそしんでます。

荒俣宏の妖怪伏魔殿2020 〜角川武蔵野ミュージアムから

 

はじめに。

今回のブログは易占も気学も手相もマヤ暦も関係ありません。笑

 

f:id:misaroundf:20210401111802j:image

角川武蔵野ミュージアムの1階で行われていた展示。

荒俣宏の妖怪伏魔殿2020」

2月28日までの予定が期間延長されていました。ラッキーでした。

1DAYパスポートを購入していたのでここも入れるということで、初めは軽い気持ちで入りました。せいぜい1時間もあれば見られるだろうと。

f:id:misaroundf:20210401111811j:image

甘かった。

そんな浅いものではなかった。笑

f:id:misaroundf:20210401111901j:image

初っ端からラブリーなぬらりひょんにハートをわし掴みされました♥️

f:id:misaroundf:20210401120635j:image

妖怪界の新星、シンデレラ、期待のニューフェイスアマビエさまはもちろん、
f:id:misaroundf:20210401112033j:image

北は北海道から南は九州、沖縄まで。古今東西の妖怪たちが大集合。説明書にも荒俣宏先生のユーモアと博識が滲み出ています。

f:id:misaroundf:20210401134126j:image

北海道樺太アイヌ民話の妖怪「オッケルイぺ」臭いオナラをしても知らんぷりする妖怪。もちろん真面目な紹介です。

 

f:id:misaroundf:20210401134239j:image

岩手の妖怪「寝肥(ねぶとり)」

とてもこわい。自分を見るようで。

結婚した後、可愛かった奥さんがブクブク太るのは妖怪の仕業なのですね。

 

同じく岩手の「寒戸の婆」

神隠しにあった若い娘が歳老いて帰ってきた。

f:id:misaroundf:20210401112030j:image

よくよく読んだら若い娘が30年ほど経って帰ってきたのならアラフォーかアラフィフ。私より年下よ。この絵はひどいわ。

 

さすが東北や京都にはたくさんの妖怪がいましたが、私が少女時代を過ごした宮崎は、一つしか紹介されていませんでした。

f:id:misaroundf:20210401112019j:image

しかも聞いたことない。いや?呼ばれたことあった、私が「豆だぬき」と。

これだったの?!!

 

f:id:misaroundf:20210401135359j:image

こんな風に全国の妖怪たちを全て知るのに軽く1時間はかかります。

そして会場の真ん中に一見無造作に置かれたダンボールたち。そろそろ片付けが始まっているのかしらと思ったら。


f:id:misaroundf:20210401112044j:image

荒俣宏先生の貴重なコレクションだった!


f:id:misaroundf:20210402084945j:image

 

しかもマジックペンで手書きの紹介付き。

f:id:misaroundf:20210401161805j:image

本物……と言われてもその価値が今ひとつわからない。わからないけど、熱量は伝わる。

 

f:id:misaroundf:20210401161801j:image

 荒俣先生の手書き解説が無ければ、これからお焚き上げの箱だと思った。

 

奥の部屋にも荒俣宏コレクションがてんこ盛り。

f:id:misaroundf:20210401112027j:image
f:id:misaroundf:20210401120626j:image

f:id:misaroundf:20210401162150j:image

こんな感じで。

 

荒俣宏コレクションだけでもお腹いっぱいなのに、なんと京極夏彦部屋まである!!
f:id:misaroundf:20210401112048j:image


f:id:misaroundf:20210401112024j:image

 

f:id:misaroundf:20210401162355j:image


f:id:misaroundf:20210401112037j:image


f:id:misaroundf:20210401120616j:image

懐かしいなー。

中禅寺秋彦シリーズ、読みました。今もうちの物置の奥に眠っています。

読み返すことはないだろうけれど(字が小さすぎて)、捨てられない。

f:id:misaroundf:20210402083651j:image

 

この表紙は張り子作家荒井良さんの作品だったのね。

お面たちもひょうきんでちょっと妖怪ぽい。ひとつひとつ味わいました。

f:id:misaroundf:20210401165320j:image
f:id:misaroundf:20210401165329j:image
f:id:misaroundf:20210401165333j:image
f:id:misaroundf:20210401165324j:image

 

ほかにも妖怪盆踊りコーナーあり、R指定の部屋あり(笑)、映画「妖怪大戦争」のセットあり。とにかく盛りだくさんでした。

気づけば余裕で3時間超え。皆さまも十分時間に余裕を見て入ってください。