こんにちは。
残念な話なのですが、いろいろなところから、
「このコロナ禍に乗じてスピリチュアル系がボロ儲けしている」
という話を聞きました。
ボロ儲けってレベルがよくわからないのですが、確かに私のところにも有料オンラインセミナーやオンライン瞑想の案内がチラホラありました。
もちろんその多くは、家の中で過ごしている人の不安を少しでも解消したいという善意の行為だと思いますが、たまにますます不安をあおるようなメッセージを載せているものもあります。
このコロナ禍に霊的な意味はありません。
いや、あんた、前回のブログに「このコロナ禍にも意味がある」って言ってたやん!
という声が聞こえてきそうですけど(笑)
私が感じている「意味」というのはあくまで、自分にとって、社会にとって、未来に向けて、このコロナ禍により「もっとよい」道が開けるだろうと考えることです。
まるっと受け入れ良いこと探し。それは自分で考えることです。
このコロナ禍を「神の怒り」とか「地球が泣いている」とか、
だまされないでください。
厳しい言い方ですが、そうまで言わないと不安に流されて冷静な判断が出来なくなっている人も多いと感じたんですよ。
あと、私も気を付けないといけないと思いましたが、善意のアドバイスも間違っていることだってあります。
ある九星気学ブログで「(自粛で)遠くに行けなくても、近くで吉方位をとってください」と書かれていました。免疫力や運気を高めるのに「近くでいいから出かけて2時間くらい過ごせば吉方位の効果があります」
と言ってましたが、吉方位は近く(私のでは35キロ以内)では効果ありません。
そして、近くても出かけたらウイルス感染の危険はゼロではありません。
その方は良かれと思って言ってるので、私は非難しているのではなく、
そういう文章を見たときに「それでいいのか」と自分で考えることが大事という話です。
占い師が「コロナのピークは5月で、6月に収束する」(というのを見ました)と言っても、それを鵜呑みにはできません。(自分がそう感じたり念じたりするのは自由)
「あなたを遠隔ヒーリングで癒します」(なんてメッセージが来ました)というのは、ありがたい話ですが、それお金を払ってまでお願いしたいだろうか?(自分で瞑想するわ)
「コロナは人々の精神世界への扉を開く。今こそスピリチュアルを学ぶとき。人々の不安に寄り添うスピリチュアル・コンサルタントとしての需要も高まっています」(という案内を見ました。これが一番アヤシイと感じた・笑)と言われても、そんなセミナーに登録する前に「本当にいいのかな」と、よーーーく考えてください。
最初無料でも、気づいたら次々に有料上級セミナーに案内されて、気づいたら何十万円という昔の自己啓発セミナーのような仕組みもあるようです。
占いやスピリチュアル系のセミナーや、ヒーリング瞑想もお祓いも、自分の支えの一つにはなりますが、それに全部をあずけちゃいけないよという話です。
もちろん、よくよく考えて必要だと思ったら、実行していいですし、止めません。
それもこれも全部、まるっと自己責任です。
コロナを話題にしたスパムメールや詐欺にも気を付けてー。
我が家の薔薇が蕾をつけました。いよいよ開きそうで楽しみです。
自粛のおかげで、部屋の片づけと庭の手入れは進んでいます。