少し面白い体験をしたので、皆さんと共有したいと思います。
長文になりますが最後まで読んで下さい。
FacebookとInstagram見ていたら「1時間5000円で高島易断の鑑定をします」というのが広告で出てきましたた。
私は1番最初に易占を習ったのが高島易断の伯仲先生という方だったので、久しぶりに筮竹で易占を立てていただこう(プロの技を目の前で見たい)と思い、申し込みました。
会場は府中のシティテルホテル。10時の予約で5分前に着き、5階の会議室にいくとドアの前に受付の女性がいました。そこで受付表の記入。名前、住所、電話、生年月日などを記入すると、女性が問診のように訪ねてきます。
「ご相談したいお悩みはなんですか?」
「特に悩んでいる事はありません。占っていただきたいのは、健康運、金運、仕事運といったところでしょうか」
「お仕事は何をなさっているんですか?」
隠してもしょうがないので、「占いをしています。易占もやっています」
「そうですか。何年くらいなさっているのですか? 今は習ってるのではなくて先生なのですか?」
かなり詳しく聞いてくるのですが、全て正直に答えました。
そして、女性が受付表を中の人に渡し、そこからまたしばらく待たされました。
10時15分になり、1時間5000円なのに時間は大丈夫かしらとソワソワした頃に中に呼ばれました。
部屋の中には大きな祭壇が作られていて、りんごや、お金を包んでいると思われる白封筒がたくさんお供えされています。
そこにいかにもという易者姿の男性。(下の写真の通り)
高島呑象と名乗りました。
えー 高島呑象って、高島易断の創始者、高島嘉右衛門のことだけど?!
いただいた運勢暦に「高島易断の総意で初代名乗りを拝命した」と書かれていました。
それはすごい人だわ!

口調が女性的で柔らかい雰囲気の人です。
易占立ててもらう気満々だった私に「少しお話ししましょうかね」と言って、
ご自身の自己紹介から。
全国でたくさんの人の人生相談にのり、国連や赤十字でもお話をしているのだそうです。
お、おう、、、それはすごい。
「昨日は、埼玉の小学校で子供たちに話をしてきたんだけど」と、その時に子供たちにどんな話をしたのかというお話を聞かせてくれました。
ありがとう。あいさつ。想いやりが大事。
いつもニコニコしているか、苦虫を噛みつぶしているか、その度合いによって幸せ度が違う。
本当にその通りです。

私に贈る言葉として、
「まずは今日まで生きていることが奇跡なのです。ありがたいことなのです」
そして、
「残された時間を大事にしなさい」と言われました。今60の私が70までに
「ご主人と一緒に迎える夏はあと9回しかないのですよ」
本当にその通りです。
ありがたいお言葉ですが、私は易占を見たいのです。
残された時間と言うと、1時間という枠の中で、易占立てていただける時間がもう10分切っちゃってるんじゃないの?ってそちらの方が気になりました。
そこで、お話のキリが良いところで
「あの〜易占は?」と聞いたら
「易占しなくても、あなたから気で感じてるから」と言い切られてしまいました。
え?!霊感?!
高島易断と思って来たのに霊感?!
そして、「あなたの横をさっきから行ったり来たりしてるけど、知ってる?」とか言い出しました。
「あなた、きょうだい2人って言ったけど(聞かれたので答えています)2人じゃないの知ってる?」
「ああ、はい」
思い出しました。
私がずっと若い頃に、母から死産してしまった姉(兄だったかも?)がいると聞いたことがありました。
その子のことを呑象さんは「殺されたから」「供養が足りてない」と言うのです。
供養は信心深い母が、早くして亡くなった父と一緒にしていたはず。遺骨もあったし、父と一緒にお墓に入っていたはず。
でも、私自身は、確かに供養していませんでした。
父と母には毎朝仏壇に手を合わせているけれど、姉(か兄)の事は失念していたので、深く反省しました。
どうすればいいんですかと聞いたら「やり方を教えてあげる」とサラサラと筆で書き始めました。
それは「五百日祈願」

母の写真と髪の毛と古着を用意し(母は亡くなっているから無理ですと言うと、直系のあなたのでもいいと言われました)、五百日、毎日お参りをするのだそうです。
その時、お供物として一日お金で千円。
これは二千円の人も三千円の人もいる。
毎日お寺に通うのが無理な人のために自分が預かって、一乗院で毎日祈祷してくれる。
500日分まとめて、50万円コース、100万コース、150万コース。
これは、、、霊感商法??
と思ったので、「供養の仕方は私がお世話になっているお坊様にご相談します」とその場でキッパリお断りしました。
そうしたら、呑象さんのお顔が一瞬スンとなったのですが、それ以上、しつこく勧められることはありませんでした。
ただ「あなたの運気が自分で気づかない間にどんどん下がってきているから、心配して言ってるの」という言葉をもらいました。
私は自分の運気は上がっていると実感しているので、それにはショックを受けませんでしたが。笑
これ本当に深刻な心配事とか悩み事がある人が「水子供養が足りないから」とか「先祖供養が足りないから」って言われたら50万払っちゃうかもしれませんね。
午後からうちの手相講座だったので集まった4人にこの話をしたら、みんなの取ってる新聞にもよく「人生相談 ホテルで鑑定 高島易断」と言う折り込みチラシが入っていたらしいです。そういえば、受付の時に購読紙を聞かれました。私は新聞を取っていないのでありませんと答えたんですけど。
かなり昔から2000円でホテルで鑑定、って高島易断のチラシが入っていたそうです。このブログご覧の方も見たことあるでしょうか?
私はFacebookで見たのが初めてだったんですが、5000円ていきなり値上げしてたんですね。(気になるのそこ?)
五百日祈願をお断りしたその後も呑象さんとは色々おしゃべりをして、個人的には有意義な時間を過ごしました。
結局のところ、高島易断の易占が見たかったという目的は果たせませんでしたが、いろいろな気づきをいただいた経験でした。
気にしていた1時間と言う時間枠も大きくオーバーしましたが、追加料金は取られませんでした。
五百日祈願はちょっと怪しかったけれど、亡くなっている姉(か兄)のことを思い出させてもらったのは、何より大きな出来事。
今朝、仏壇に手を合わせたときに、お姉さんかお兄さん(分からなくてごめん)と話しかけて、「お父さんお母さんと一緒に、私のことを見守ってくださいね」「お姉さんかお兄さんの分も生かされていることに感謝して世のため人のために尽くしますね」と、般若心経をあげたら、びっくりする位涙が出てきました。喜んでもらえてるんだと思いました。
なので、私的には本当に良い体験だったんです。
私は自分の身に起きることには全て意味があると思っているのですが、今回の高島呑象さんとの出会いも大切なことに気付かせていただいたご縁だったと思います。50万は払えないけど。
ただ、手相教室の後、気になって「高島易断 霊感商法」で気になっで検索したら、ワラワラ出てきました。
ちなみに、私が昔教わった高島易断の先生は、今回の団体とは無関係でした。
高島易断を名乗る団体、ものすごく多いのですね。
昭和31年、息子の高島長政氏は『易学研究』という月刊誌の取材で、「父没後、次第に社会に高島を名乗る占業者が現われ今日では『高島易断宗家』とか『高島本家』等と、恰も当家そのものかの如き印象を世人に与える人々が居るのです。しかしこれらの人々は悉く当家とは関係ありませぬ。当家縁者の者でもなく又、亡父の門下生でありし者でもありませぬ。『高島易断』を謳って当家又は当家縁者の者であるかの如く又、亡父門下生であるかの如く社会一般に於いて信じられて居る事は、迷惑至極で御座います」と述べている。 この様に、団体としての高島易断は始まりからして「易聖=高島嘉衛門」の系譜を暗に匂わせる“便乗商法”だった訳だ。 (Wikipediaより)
最後に、今回の出来事が霊感商法なのかどうかは横に置いておいて、
これからもしブログ読者さんが、不安をあおられ高額なお金を求められた時の対処法を。
自分の悩みや家族の大切な出来事を「お金のための材料」にされるのは、とても悲しく辛いですよね。
霊感商法の特徴は、
不安をあおる
高額なお守りや祈祷を勧める
契約しないと不幸になると迫る
本当に信頼できる神社や鑑定師は、恐怖で縛ったり、急かしたりはしません。
もし似たようなことを言われたら、
絶対にその場で契約せず持ち帰る
一人で悩まず、家族や消費生活センターに相談する
信仰心や優しさを利用するのが霊感商法です。
どうぞくれぐれもご注意くださいね。
今回の鑑定が霊感商法のひとつだったのかそうじゃないのか。
個人の判断にお任せします。

鑑定料5000円だけど、1900円の運勢暦をもらいました。
受付の女性に、いつもダイソーで100円のを買っていますというと、
「少し薄いですよね。中身は同じですけど」と言われました。笑
この女性にも私は好感を持っています。
そういう風にできてるんですよね。