コロナのおかげで開運旅行に行けなかったというメールをたくさんいただいています。
今年は12月にもう一度、年盤・月盤・日盤の重なる日が来ますので、その日を楽しみに待ちましょう。
私も今月はすっかり引きこもりですが、気分転換に庭に出て草むしりをしているうちにガーデニングに精を出すようになりました。
カーデニングというと土いじりですので、
「土用にやっていいの?」
という質問もたまに聞きますので、私の考えをお答えします。
その前に、土用って何?
という人のために、いつものウィキペディアから。
『土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節※である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつ。
五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てている。残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土用」と呼んだ。
※雑節(ざっせつ)とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた特別な暦日。一般に雑節と呼ばれるのは次の9つ。節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日。
要は「季節の変わり目」ですが、この土用の期間には、「動土をしてはならない」と言われています。
その理由は、
「土用は土公神(どこうしん・どくしん)という土の神様がいる期間なので、動土や穴掘り等の土を犯す作業が忌まれた」
から。
そこから、畑仕事やガーデニングもダメなの?って質問が出てくるのですが、
結論から言うと、春の土用にカーデニングはやって良し。
いえ、自分がやりたいから言ってるんじゃないですよー。
この土公神については、もう少し詳しく調べると、
土公神は季節によって遊行し、春はかまど、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいるとされ、遊行している季節ごとに、かまど、門、井戸、庭に関して土を動かす工事を行うと土公神の怒りを買い祟りがあると言われた。
ということです。
この説で言うと、畑はノープロブレムだし、冬以外は庭もいいんじゃないの?
ってことになりますよね。
あと、家の新築、増改築なんかも「土用の前に始めていたことは続けて構わない」という説もあり、だったら庭いじりは年中やってるもんね!
というわけで、質問をいただいた場合、土用期間に大掛かりに土をいじったり、わざわざ増改築を着工したりするのはおススメしないけれど、今までやっているガーデニングの継続は問題ないですよ、とお答えしています。
そもそも「土用の間は土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた」とのことですが、ガーデニングは土を犯しているわけじゃないですよね。むしろ手入れ。メンテナンスです。
それとは別の話で、
・土用期間は吉方位の効果は半分(凶方位の影響は倍)
・お水取りやお砂取りはしない(できない)
というのは九星気学で言われています。
あと、季節の変わり目ですから「気」が不安定ですので、新しいことを始めるのは土用明けにしたほうが良いとよく言われます。
気持ちも不安定なのでイライラしやすく喧嘩もしがちとかね。
この春の土用は、4/16~5/4。
その間は、心穏やかにリラックスして過ごしましょう。ステイホーム。
先日のボニカの蕾、大きく開きました。