6月23日と24日で長野善光寺に行って参りました。
長野善光寺は北西吉方位のときに何度かお参りしていますが、母のことで悩んでいたときにガツンとメッセージをいただいたこともあり、このたびお礼参りに詣でました。
七年に一度のご開帳にコロナ禍対策の県民割もあってか、ものすごい人出でした。
御朱印の列は2、3時間待ちとのことで、私はとても無理。いただきませんでした。
もちろん本殿も激混み。
穴場と言っては何ですが、大勧進宝物館が空いていて良かったです。いつもは有料の宝物館ですが、ご開帳期間中は無料公開していました。地元千曲市出身の画家越ちひろさんの作品を置いていて、ちひろさんの絵とコラボした御朱印もありステキでしたが、やはり長蛇の列にあきらめました。
宝物館でとても良かったのが、出開帳仏のお部屋。(写真は不可なのでありません)
ご開帳には、その社寺で行う居開帳(今回の善光寺)と、出張して行う出開帳があります。
善光寺の出開帳には江戸・京・大坂で行う三都開帳と、諸国を回って歩く回国開帳があり、江戸時代には大変盛んだったそうです。(東京でも平成25年4月〜5月に両国の回向院で善光寺出開帳がありました)
善光寺のご本尊は秘仏なので、ご開帳で拝めるのは前立本尊ですが、出開帳でその役割を果たすのが出開帳仏です。
善光寺のご本尊と同じ「一光三尊阿弥陀如来像」で、こちらも善光寺御本尊のご分身です。
宝物殿は写真禁止ですので、出開帳パンフレットからお借りしました。
宝物殿をいろいろ拝見して、最後にたどり着いた部屋が思いがけず出開帳仏のお部屋。
ほかに誰もいなくて、般若心経をあげて、善光寺御本尊のご分身とゆっくりお話しできました。これは神様(仏様)からのギフト、ボーナスタイムでした。
夜もライトアップされているとのことだったので、お参りしました。
昼とはまた違った迫力!
私は吉方位開運旅行には、天然温泉のあるドーミーインを利用することが多いのですが、今回も「善光の湯 ドーミーイン長野」に泊まりました。
温泉あり、サウナあり、湯上がりのアイスキャンデーありと安定のドーミークオリティ。お部屋も快適でした。
そして、今回はチェックインの時にもらったクーポンで夜ご飯を食べに「長野駅前酒場」に行ってみました。一人で。
何がすごいって、390円で信州地酒が飲める。
それも、390円だからグラス1杯かと思ったら、ちゃんと一合きました。
信州牛モツ鍋も一人分から出してくれて、信州野沢菜もいただき、これで土地のモノもばっちり食せました。
美味しかったです。他にも地元の食べ物がいろいろあったので、次回もぜひ行きたいと思います。
翌日も朝からお参りしましたが、コロナ禍で「御数珠ちょうだい」が無いので、食事を済ませて朝の8時ころ行ったところ、もう混んでいました。
御朱印は5時から配布していたそうですが、その開始時からすでに長蛇の列だったそうです。聞いた話。
なるべく人のいない境内を散策して善光寺資料館に行くと、小松美羽展をやっていました。
ライブペインティングの映像が流れていましたが、感動しました。
私は前々回の御開帳にも参拝したのですが、今回はその時よりもはるかに人が多くて、御朱印ブームのすごさを感じました。風の時代のスピリチュアルブームも来てるのかと思います。
たまたま私はこの旅行の前日に北海道にロシアが攻めてきたという夢(それをニュースとしてエレベーターの中で聞いていました)を見たので、世界平和を祈ったのですが、次回の御開帳も平和にお参りできると良いなと思います。