私は『婦人公論』のメールマガジンを毎月書いているのですが、今発売中の『婦人公論』7/13号がとても良いので、ご紹介させてください。
7/13号の特集は、
『長生き時代、幸せのカギは
「ポジティブ」にあり』
『婦人公論』は、やや年齢層高めの女性向け雑誌なので、お金、健康、介護や親子関係などがテーマになることが多いのですけど、今回は「ポジティブ」特集。
個人的に共感するものが多くて良かったです。
「ポジティブ」というと「元気」「前向き」「楽観的」「積極的」というようなイメージではありませんか?
私の占いに来る人も「もっとポジティブにならないといけませんよね」と自分を奮い立たせたり、「私、ネガティブなんです。心配性なんで、ポジティブになれないんです」と、自らポジティブのハードルを上げたりしています。
私は、自分のことをポジティブだと思いますが、常に元気、楽観的、積極的なわけではありません。
この特集記事で、脚本家の内館牧子さんは「ポジティブな生き方とは、 現在の自分自身の状況を受け入れること」と言っていて、私も同意見です。
「ポジティブ」の核は「受容」です。
自分のことも、他人のことも、この世に起こること全てに意味があり、それをまるっと受け入れること。
「あきらめ」とは違います。
「受け入れ」て肯定するのです。
時に「許す」ことでもあります。
世の中には、悲しいことや辛いこと理不尽なことなどもたくさんあります。受け入れるのは、それらを正しいと思うことではありません。従うことでもありません。(逃げるべきところからはさっさと逃げる)
ただ、そういうこともあると受け入れるしなやかな強さが究極の「ポジティブ」だと思います。
受け入れたことに対して、後で心から「それでよかった」思えることが必要ですね。そう思えないなら、本当には受け入れていません。
そして、受け入れられないことにも意味があります。それが人生です。
今ならまだ本屋さんにあるはず。
このブログを読んでくださっている方にお勧めしたい記事は、渋沢栄一氏の孫にあたる鮫島純子さんのインタビューです。
後天的に身についたポジティブ思考というのが、いつも私が考えていることや鑑定の時に話していることと同じで、とても共感しました。
「心がざわつく時には世界平和を祈る」というのは私はやってませんでしたが(私は天津祝詞や般若心経を唱えます。本当です)、これも試してみる価値ありです。
婦人公論.jp|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!
この「婦人公論.jp」の「お金」のコーナーで「アラフィ婦の開運株日記」を書いています。良かったら見てね。