実は成田山に行く前に、旅行について占っていました。
ゲームをやめるべきかどうかは聞けなかったけれど、
「旅行で気をつけることなどあれば教えてください」という気持ちで易占を立てました。
そこで、火山旅の三爻を得ました。
【爻辞】
「旅、其の次を焚く。其の童僕の貞を喪う。厲うし」
りょ、そのじをやく。そのどうぼくのていをうしなう。あやうし。
【意味】
「旅先で宿舎が焼けた。召使いも忠実でなくなった。あやうい」
旅行について占って、ちゃんと旅行について説かれた「火山旅」が出るのはすごい。
とは思いましたが、出たのが三爻です。
この三爻は、旅先で柔順さや謙虚さが足りないから周囲の人々や召使いから背かれてしまうのです。
この「厲うし」は「危険」というよりも、心得違いを正せという意味です。
「厲」は、もともとは「砥石」「刃物をみがく道具」を指していて、研ぐことを勧めているので心を磨けと怒られているのです。
私の心得違いはもちろん例のドハマりしていたオンラインゲームです。
成田山でログインしていたら、不敬極まりない、大変なことでしたよね。
そして今朝、お客様の易占を立てた後、改めて自分のことを占いました。
「旅行前は火山旅の三爻でしたが、ゲームはしなかったし朝護摩にも参加したし、大丈夫ですよね」と。
「地雷復」の初爻「遠からずして復る。悔いにいたる无し。元吉」
(間違った道に進みかけたけれど、善い道に戻ってきたので大吉)
とか出るかもなどと思って占いました。
すると、出たのは「地雷復」の上爻でした。
「地来復」が出るかも、と思ってその通り「地来復」が出たのはすごい。
と思いましたが、出たのが上爻です。
【爻辞】
「復るに迷う。凶。災眚あり。用いて師を行れば終に大敗あり。
其の國君を以てするも凶。十年に至るも征する克わず」
かえるにまよう。きょう。さいせいあり。もちいてしをやれば ついにたいはいあり。
そのこくくんをもってするもきょう。じゅうねんにいたるもせいするあたわず。
【意味】
「善なる道へ帰るのに迷う。凶。災いが起こる。もし戦をしたら終いに大敗する。
君主でも難を逃れず凶。その後10年たってもダメ」
正しい道にちゃんと戻らなければ最悪の結果となるという卦です。
わーーーん、易の神様すごく怒ってるわ。
私がまだひそかに「獅子の如く」に未練を持っているとバレてるわ。
「一族」の皆さんを思い出したり、課金の残りが大量にあったことをちょっと惜しんだりしていることを。
甘い考えでもう許してもらえたかなとか思っていましたが、そんな簡単な話ではありませんでした。どうやら私が落ちかけた沼はかなり恐ろしいものだったようです。
そうよねえ。夜は寝られなかったし、仕事中も我慢できなくてついログインしていたくらいだし。←本当にダメ
この卦が出たからには、もう絶対、絶対、オンラインゲームには近づきません。
それを誓うためのブログ更新でした。
やっぱり易の神様はいます。
大國魂神社の大銀杏の神様にも誓います。