最近SNSで知りあった人が、いわゆる愚痴魔で、「何もかも嫌」「がんばってもムダ」「自分ばっかり不幸」と、立て続けに書き込んでいます。
いえ、その人が悪いという話をしたいのではありません。
愚痴を言いたくなるのには、それなりの理由があります。
ツライのです。とてもツライのです。
かく言う私も、かつて会社員だった時は、毎日のように会社の愚痴を言ってましたし、今でも母親の話になると愚痴をまくしたてます。
世の中には、優しい人、聞き上手な人が大勢いますから、そんな人が、
「いいよ、いいよ。ここで吐き出しな」
なんて優しく言ってくれたらもう!
マーライオンの口の滝水のように溢れ出る愚痴が尽きません。
しかしながら、ひとつハッキリしていることは、愚痴を言っても事態は改善しません。
もっと言えば、愚痴を言えば言うほど、その悪い状況は「引き寄せ」られてきます。
愚痴を聞いてもらったら、その時は、少し気持ちが軽くなるけど、
「引き寄せの法則」でいうならば、脳がそのことをインプットして、その状況を引き寄せ続けるのです。
言っただけ、長引く。
言っただけ、抜けられない。
それが愚痴。
それでもやっぱり、時には言いたくなりますよね。
たまには、言ってもいい。
でも、それが「本当は良くない」ことと、ちゃんと認識してないとアブナイ。
そう、夜中のラーメンと同じ。
ここで食べても、何もいいことない。
太るだけだし、身体にも悪い。
それでもどうしても食べたかったら、今回は食べて、一瞬、幸せになって。
でも、良くないことだから他で挽回する。習慣化はしない。
夜中のラーメンも、愚痴も、そんな存在です。
愚痴は愚知。
愚かなことだと知って、上手に付き合いたいですね。
私も肝に銘じます。うふ、うふふ。