突然ですが、今日読んでとても良かった本があるのでご紹介します。
田坂広志さんの「運気を磨く」という光文社新書です。
これはいつも私がメールマガジンを書かせていただいている『婦人公論』の編集の方からご紹介いただきました。
いろいろな話の最後にそっと、
別に自分が「ネガティブな想念」を持っているとか思ってはいないのですが、なんか読みたいと強く思ったのです。
読みました。本当に良かったです。
いつも私が考えていたこととよく似ている、私がぼんやりと「そうじゃないかな」と思っていたことを、工学系研究者の立場からオカルトでもスピリチュアルでもなく科学的に語ってくださっています。
この中に語られている『ゼロ・ポイント・フィールド』というのがとても興味深かったです。
以前読んだ仏教系の本で「空海は、智慧の門(泉だったか?)とつながって、必要な智慧はそこから全て取ってくることができた」というようなことが書かれていたのですが、その門(泉?)が、田坂先生の言う『ゼロ・ポイント・フィールド』なのでしょう。
空海だけではなく私たち全員、その『ゼロ・ポイント・フィールド』につながっている。という話をぜひこの本で皆さんに読んでいただきたいです。
私も易占のとき、「私が占うのではなく、私やあなたがつながっている『大いなる存在』から教えてもらうのです」と常々言っていますが、その裏付けとなる説明をいただけた気がしました。
と同時に、正しい言葉を伝えられるよう一層精進しないといけないとも感じました。
この本のテーマ「ネガティブな想念」を消す方法として、
第一、無意識のネガティブな想念を浄化していく技法
第二、人生でのネガティブな体験を陽転していく技法
第三、究極のポジティブな人生観を体得していく技法
各項目についてわかりやすく書かれています。
ここに書かれたことを理解し実践すれば、間違いなく運気は磨かれる。
私には心からそう信じられる内容でした。しかもそんなに難しいことではありません。
たくさんの良い言葉や事例がありましたが、
備忘録を兼ねて大切な「五つの覚悟」を書き留めておきます。
第一の覚悟、自分の人生は、大いなる何かに導かれている、と信じる
第二の覚悟、人生で起こること、すべて、深い意味がある、と考える
第三の覚悟、人生における問題、すべて、自分に原因がある、と引き受ける
第四の覚悟、大いなる何かが、自分を育てようとしている、と受け止める
第五の覚悟、逆境を越える英知は、すべて、与えられる、と思い定める
このことは自分に何を教えようとしているのか
このことは自分に何を学ばせようとしているのか
このことは自分に何を掴ませようとしているのか
このことは自分に何を気づかせようとしているのか
全ての出来事に意味があると感じ、全て肯定すること。
自分は運が良いと信じること。感謝すること。
今までも意識はしていましたが、よりしっかりと胸に刻みたいです。
今のコロナ禍からも、たくさんの意味を感じることができます。
この時期に読んでよかった本です。
なので、みなさんにも読んでもらいたいと思いました。
このタイミングで教えてもらったことに大きな意味を感じました。ありがとうございました。