早く書かないと、奈良旅行の時のようになってしまう。(結局書いてない)
ということで3月7日に行ってきた開運旅行のご紹介です。
今回は富山の高岡市。着いた初日に瑞龍寺にお参りしました。
新感線の新高岡駅から15分ほど。水路横の感じ良い参道を歩いて行きました。
この後姿は私の同行者。
新型ウイルス感染拡大の影響か、ほとんど人の姿はありません。
途中一度だけおじいちゃんと孫の二人連れに会い「イオンちゃんはどこかね」と聞かれ、私は「すみません。旅行者なのでわかりません」と言いましたが、同行者が「駅の向こうにありました」としっかり答えていました。
総門から山門までの玉砂利は住職様が整えていました。
山門から先は両脇が玉砂利ではなくて芝生。
前田利長公の菩提を弔うために三代藩主前田利常によって建立されました。
大変大きなお寺です。
着いたときは私たちくらいしか人がいなかったのですが、昼近くになると団体さんが来て、住職様のご説明がありました。ちゃっかり一緒に聞いていると、いろいろと面白いお話がありました。
本当は利常はお寺じゃなくて神社にしたかった。前田利長公を神として祀りたかったけれど、徳川家の手前一大名がそこまでできないと遠慮して、それでも正面から見ると、祭壇の柱が鳥居の形をしている。とか、
欄間に掘られた鳳凰は鳳がオスで凰がメス。ちなみに麒麟は、麒がオスで麟がメス。とか。
住職様、お話し上手で各所に笑いを入れていました。 機会があったらぜひお話を聴くことをお勧めします。
そして瑞龍寺には、「木造烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)立像」があります。
烏枢沙摩明王とは、東司(トイレ)の神様。汚いもの、不浄を燃やし尽くしてきれいにしてくれる神様です。
御真言を唱えながらトイレ掃除をすると運が上向くそうです。
ご真言は、
オン クロダノウ オンジャク ソワカ
と書かれていました。
この写真の像は祭壇のものではありません。
猪の頭と人間の身体を持つ「猪頭天(いとうてん)」が明王に踏みつけられそうになっています。
後ろで手を組んでいるように見えましたが、これ、後ろ手に縛り上げられているそうです。確かによく見たら、首にも縄が!!
でも、お顔はキュート。
瑞龍寺の拝観料は大人500円ですが、私たちは後から高岡御車山会館に行って、そこでセット割引券があることを知りました。
高岡御車山会館の入館料は450円ですが、瑞龍寺とのセット券だと700円になるそうです。250円お得です。
高岡御車山会館もお勧めです。ぜひ行って。
コスプレ?もできます。