先週末、14~16日で伊勢神宮に行ってきました。
神棚の角祓を新しくしてお正月用のしめ飾り(笑門飾り)をいただいてきました。
年の瀬ですね。
南西の伊勢は、今年は吉方位にはならないのですが、伊勢神宮はいつ行ってもいいところ。
今回は伊勢に着くのが遅い時間になるので、まず14日は伊勢市駅近くのビジネスホテルに素泊まりで、15日の早朝5時から外宮を参拝しました。
早朝5時でも結構大勢の人がいました。
さすがは神宮。
1時間近くゆっくりお参りしてまだ6時。もちろんバスもタクシーもありません。
(タクシーは呼べば来てくれるのでしょうけれど)
いつものことなので、内宮まで歩きます。
え?! 歩けるの??
と、驚かれることもありますが、歩けます。1時間かかりません。
途中に猿田彦神社もあるので、バスのない時間に参拝した時はたいがい歩いています。
外宮から40分ほどの所に猿田彦神社。
2010年に会社を辞めた時に初めてお参りして「はじめの一歩守」をいただいたのでした。
あれから10年、あの時の一歩が今に続いている感謝を申し上げました。
猿田彦神社の境内にある「古殿地」(方位盤)です。
昔の神殿跡で御神座のあった「最も神聖な場所」だそうです。
「みちひらき」の御神徳をいただけるように、自分の干支と来年の干支を撫でてお祈りしました。
7時少し過ぎに内宮の宇治橋に着くと、鳥居から見える朝日を撮ろうとする人たちが大勢カメラを構えていました。
地元の人に聞いたら「日が昇っても山があるから太陽が見えるのは7時35分過ぎだろう」とのことでしたので、お参りに向かいました。
五十鈴川はいつも通りとても澄んで綺麗でした。
空気が違います。
紅葉も綺麗。
モミジの葉っぱがクルクルと回転しながら飛んできたのをキャッチしたので、ご縁だと思って持ち帰りました。
上から落ちてきたんじゃなくて、前から飛んできたんですよ。不思議ですね。
ゆっくり参拝してもまだ9時前。食事をしようにも空いている店がありません。
でも「赤福」は5時から営業。頼りになります。
少し時間をつぶしてから、9時30分から営業しているおかげ横丁の「はいからさん」でモーニング。
おかげ横丁は歳の市でにぎわっていました。笑門飾りもここでいただきました。
あと、牡蠣味噌や牡蠣の燻製(牡蠣好きだから!!)伊勢和紙などを自分土産に購入。
だんだん人が増えてきて、コロッケ屋さんや牛串屋さんは長蛇の列。
そんな中でおかげ座はほぼ貸し切りのような空き具合。笑
ちょっとした休憩にはお勧めです。
以前入ったときは「伊勢参り」がテーマでしたが、今は「神話の館」に変わっていて、アニメーションや和紙人形で古事記の世界を見ることができます。
おかげ座「神話の館」の案内人として竹田恒泰さんが、伊勢神宮の参拝の極意を授けてくれます。
それは「神様に懐く」こと。
「ありがとうございます。これからも努力します」「こんなことがありました。これからこうします」という感謝や報告で神様にかわいがってもらえる人になりましょうというお話でした。
大事ですよね。神様にかわいがってもらえる人になること。
大事なことなので二回言いました。
ちなみに、私もある人から「神社は願い事をするところじゃなくて感謝するところやで」と言われてからマイルールがあります。
伊勢神宮はもちろん普通の神社参拝で個人的なお願い事はしない。
(祓詞を唱えて穢れをはらっていただくのが目的)
厄落としや健康祈願などは昇殿参拝でご祈祷していただく。
絵馬には願い事を書くのではなく、こうなりたいと思っていることを叶ったかのように書いて感謝の言葉を書く。
3つ目はちょっと違うと言われそうですが(笑)お客様にもそうしていただいています。
さて、竹田恒泰さんも「お参りが終わったら直会をしてね」と言っていたので、お昼は大好きな牡蠣を「鈴木水産」さんで。
生牡蠣1個240円、焼き牡蠣だと1個190円ととてもリーズナブルです。
牡蠣は大きいの小さいのありましたが、190円なら気にしないで食べられます。笑
そしてこの日の宿は、おかげ横丁から徒歩5分の伊久。
2年前に泊まった時がとても良かったので、37,000円という宿泊料金はちょっと高い(あくまで私の懐事情で)けど、1泊目がビジホだから2日目は豪華に!!
と楽しみにしていったのですが、いろいろと残念な感じになっていました。
まず、食事が美味しくなくなっていました。帰ってから口コミを調べたらほかの方も書いていたので私の舌のせいではないです。
鰤の西京焼きなんか、固すぎてお箸がささりませんでした。
(見た目はいいんだけどね)
お部屋も、洗面台の木目の間に入ったカビらしき黒ずみでちょっと不潔な感じに。
アメニティや湯沸かしポットがビジネスホテル風で、見ただけでガッカリ。
「夜は夜泣きそばのサービスをしています」というので、もしやと思えばドーミーイン系列のようです。
うーん。コスパを考えたら前日のホテルのほうが良かったな。
とはいえお風呂は充実していますし、内宮やおかげ横丁に歩いて行ける利便性。
男性スタッフの皆さんもとても感じが良いです。
わざわざ男性と書くのは、女性スタッフのひとりはとても感じが悪かったのです。
何があったかはここには書きません。
「周りにおこることは全て自分の反映」「自分に起きることは宇宙のメッセージ」
伊久が今一つ残念だったのも、何かのメッセージだろうと思って考えました。
一つ出た結論は、次回からの伊勢参りは安いビジネスホテルにして、神宮のご祈祷やお神楽に初穂料を払おうということでした。
翌朝、今度は内宮に朝5時参拝。
こちらも人が大勢います。さすが神宮。
ところが荒祭宮には誰もいなくて、長い間ひとりで話が出来ました。(一方的に神様に話しかけているだけです)
話しているうちに涙がどんどん出て、話し終わったときはとてもスッキリ。
そして帰り道では多くの人が荒祭宮に行くのとすれ違ったので、あの一人の時間は神様からのギフトだったと思います。
とても良いお参りが出来ました。
来年も良い年になります。ありがとうございます。