9月28日に高野山入りして翌日の29日、
台風が近づいているので、まだ小雨のうちに遠いところを見ておこうと、チェックイン前の福智院に荷物をあずけ、壇上伽藍、大門、霊宝館に行ってきました。
壇上伽藍には、結縁灌頂が行われる金堂、根本大塔、御影堂などがあります。
ほとんど人がいなくて、どこもゆっくり見ることができました。
伽藍の入り口「中門」を守る四天王。大きいです。大迫力です。そしてトンボやセミをつけているのが可愛いです。
トンボがついている増長天。
そして伽藍には有名な「三鈷の松」があります。
三又でくっついている松葉が四葉のクローバー的に人気です。
私も小雨の中探してみましたが見つからず、
「残念」と立ち上がって歩き出したところ・・・・・・
こっちが、三鈷の松だった!!
違う松の下で三又松葉を探していた私。笑
誰か見ていた〜?
恥ずかしいですが、雨のおかげで、私以外はいませんでした。たぶん。
そんなわけで、改めて三鈷の松の葉を探すこともなくいそいそと大門に向かいました。
伽藍からは徒歩15分くらいでしょうか。大門についたころ少し雨が強くなりましたが、ここは結構観光客がいました。やはり外国人が多いです。
雨というか、霧が出ていた大門。
桜井識子さんの本に書いてあった嶽弁天様、行きたかったのですが通行止めでした。
大門からの帰り、小腹が空いたので「高野山名物 笹の葉寿司」を食べることにしました。
この「笹すし 小倉屋」さんは、買ったお寿司やお惣菜を隣の部屋で食べることができます。大門から帰る途中、ファミリーマートの手前にあります。
サバ、サーモン、エビ、しいたけ、と書かれていましたが・・・・・・
エビがまさかのこれ!!
笑いました。美味しかったですよ。
そして、最後に霊宝館。
ここは行ってよかったです。
入ってすぐに大きな阿弥陀如来様に圧倒されます。
そして、上野の運慶展では大混雑の中で見た像が、他に誰もいない空間で目の前。
贅沢!!
椅子に座って、しばらくの間、広目天様と見つめあっておりました。
仏像以外にも絵や書など、見応えのある展示がたくさんありました。
上野だったらこんなにゆっくり丁寧に見られないです。
台風が来るからと観光客が少なかったのも幸いしました。
途中、一人若いお坊さんが外国人のお客を案内していましたが、英語が堪能で尊敬しました。僧衣で英語に萌え。笑
高野山、本当に国際化進んでますね。