imacoco ~手相・九星気学・易占・マヤ

東京都府中市で手相鑑定・九星気学の運気鑑定・易占やマヤ暦を使った開運アドバイザーをしています。私自身、日々開運活動にいそしんでます。

高野山に行ってきました 〜その4 壇上伽藍と大門と霊宝館

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9月28日に高野山入りして翌日の29日、

台風が近づいているので、まだ小雨のうちに遠いところを見ておこうと、チェックイン前の福智院に荷物をあずけ、壇上伽藍、大門、霊宝館に行ってきました。

壇上伽藍には、結縁灌頂が行われる金堂、根本大塔、御影堂などがあります。
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ほとんど人がいなくて、どこもゆっくり見ることができました。

伽藍の入り口「中門」を守る四天王。大きいです。大迫力です。そしてトンボやセミをつけているのが可愛いです。

 

トンボがついている増長天
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セミがついている広目天
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中門向かって左(増長天と背中合わせ)の持国天

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中門向かって右(広目天と背中合わせ)の多聞天

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そして伽藍には有名な「三鈷の松」があります。

三又でくっついている松葉が四葉のクローバー的に人気です。

私も小雨の中探してみましたが見つからず、

「残念」と立ち上がって歩き出したところ・・・・・・
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こっちが、三鈷の松だった!!
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違う松の下で三又松葉を探していた私。笑

誰か見ていた〜?

恥ずかしいですが、雨のおかげで、私以外はいませんでした。たぶん。

 

そんなわけで、改めて三鈷の松の葉を探すこともなくいそいそと大門に向かいました。

伽藍からは徒歩15分くらいでしょうか。大門についたころ少し雨が強くなりましたが、ここは結構観光客がいました。やはり外国人が多いです。


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雨というか、霧が出ていた大門。
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桜井識子さんの本に書いてあった嶽弁天様、行きたかったのですが通行止めでした。
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大門からの帰り、小腹が空いたので「高野山名物 笹の葉寿司」を食べることにしました。

この「笹すし 小倉屋」さんは、買ったお寿司やお惣菜を隣の部屋で食べることができます。大門から帰る途中、ファミリーマートの手前にあります。

サバ、サーモン、エビ、しいたけ、と書かれていましたが・・・・・・
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エビがまさかのこれ!!
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笑いました。美味しかったですよ。

 

そして、最後に霊宝館。

ここは行ってよかったです。

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入ってすぐに大きな阿弥陀如来様に圧倒されます。

そして、上野の運慶展では大混雑の中で見た像が、他に誰もいない空間で目の前。

贅沢!!

椅子に座って、しばらくの間、広目天様と見つめあっておりました。

仏像以外にも絵や書など、見応えのある展示がたくさんありました。

上野だったらこんなにゆっくり丁寧に見られないです。

台風が来るからと観光客が少なかったのも幸いしました。

 

途中、一人若いお坊さんが外国人のお客を案内していましたが、英語が堪能で尊敬しました。僧衣で英語に萌え。笑

高野山、本当に国際化進んでますね。

 

 

 

 

高野山に行ってきました 〜その3 福智院

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奥の院の参拝を終えて、恵光院にあずけていたスーツケースを引き取り福智院に向かいました。

最寄りのバス停「刈萱堂」から「警察前」まで、運賃140円。4日間滞在しましたが、高野山の町中でバスを利用したのはこの時だけです。

(もちろんケーブルカーの高野山駅から町まではバス専用道路なので、行きも帰りもバス利用ですが)

高野山は端から端まで歩いても3㎞くらいなので、荷物が無ければ徒歩で回れます。

 

福智院は、高野山で唯一「天然温泉」のある宿坊です。

吉方位旅行ですので、これは決め手になりました。

これからも高野山に吉方位旅行で行くときは、1泊はここで天然温泉に入ります。

 

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雨もほぼやんでいます。


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1人部屋をお願いしたら、庭に面したとても素敵なお部屋でした。このこじんまり感が最高です。


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窓からは池の鯉が見えます。ここから見る庭は「登仙庭」登龍門の故事で名高い龍門瀑(龍門の滝)を模した庭だそうです。


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渡り廊下から見た石庭「蓮菜遊仙庭」
古代中国の伝説「遥か南海にあって、不老不死の仙人が棲む理想郷、蓬莱島」を十五個の石組みで表現した枯山水蓬莱式の庭園だそうです。

 


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お風呂上がりの休息所。


f:id:misaroundf:20181003182123j:imageたくさんの古美術品、調度品がありました。写真撮りきれません。


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これは、朝勤行の後に本堂から見た「愛染庭」

昭和を代表する作庭家、重森三玲(しげもり・みれい)氏の作で、本来は自然を模して作るところに人工的な地割を組んで、力強い石組みとモダンな苔の地割りで構成されるのが特徴だそうです。

この景観がみられるのは、朝のお勤めの後だけです。

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朝のお勤めの時に御祈願ができるということで、前日の夜にお坊さんが各部屋を回ってこられました。

ちょっと驚きましたが、ご縁なので3000円の一番安いコースでお願いしたところ、ちゃんと読経で名前を読んでいただき、弘法大師様のお札とご供物(飴)もいただき、ありがたい気持ちになると同時に、ケチったことを少し後悔しました。笑

これから泊まられる方、申し込んだほうが良いと思いますよ。

 

 

この池は、部屋の窓から見た景色。
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お庭を観つつ、樹木希林さんをしのびつつ、朝ご飯をいただきました。
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福智院の朝の勤行は6時から。朝ご飯は7時です。

福智院から金剛峯寺は徒歩5分で、そこから伽藍(大塔と金堂がある場所)までがもう5分。

結縁灌頂の初日は絶対に8時から行われる「庭儀結縁灌頂三昧耶戒」を参拝したかったので、勤行と食事時間が早いのもラッキーでした。

 

天然温泉と精進料理の宿坊・高野山「福智院(Fukuchiin)」

 

高野山に行ってきました 〜その2 恵光院と奥の院

今回の高野山では、初日に「恵光院」、2日目と3日目は「福智院」に宿泊しました。

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恵光院を選んだのは、奥の院に近く、夜は「奥之院ナイトツアー」をやっていると聞いたからです。

「宿泊者用の無料サービス」と聞いていたのは誤りで、恵光院の宿泊者も他の宿坊の利用者も2000円(事前にネットで支払うと1800円)が必要でした。

19時15分に庭に集合しましたら、日本人の参加者が15人、外国人はなんと60人!

今回、高野山で驚いたのは、どこに行っても圧倒的に外国人が多かったこと。

さすがは世界遺産。宿坊のお坊さんも、流ちょうな英語をしゃべっていました。

 

英語で説明の大集団が移動した後に、こじんまり固まって夜の奥の院を参拝しました。

要所要所で立ち止まってライトで照らしながら説明をしてくれます。

「ここは、転ぶと三年以内に死ぬという三年坂です」

という説明では小さく笑いが起きていましたが、みんな転ばないように慎重に歩いていました。

京都にも同じ話がありますが、「足元注意」「転ばないように気をつけなさい」という昔の人のアイディアですね。

御廟橋を渡った先は、写真撮影不可。

弘法大師様が今もいらっしゃるという御廟は燈籠堂の奥にあります。

燈籠堂は御廟の拝殿ですが、奉納されたたくさんの燈籠が、夜に見るととても幻想的でした。

御廟自体は、朝のほうが気持ちよく、大変良い気を受けました。

 

さて、ナイトツアーは有料でしたが、「写経」と「阿字観」の体験は無料でした。

ちなみに福智院は写経体験1500円だったので、無料というのは大サービス。

ただ、写経は「部屋で時間のある時にやってね」という感じで、般若心経が薄く書かれているものをなぞる紙と筆ペンを渡されただけ。

阿字観体験は、数息観を「1から10まで呼吸を数えて瞑想しましょう」的に簡単に説明され、これまた「各自瞑想してね」とお坊さんいなくなっちゃうしで、以前に体験した阿字観と比べると、ちょっと、いえ、かなり残念。

でも、無料ですからね!!観光客には大サービスですよ。ほんと!

ちゃんと阿字観を体験したい方は金剛峯寺で申し込むと良いと思います。1000円です。

なんかお金にうるさいブログのようになってますが(笑)、情報提供だと思って書いています。

そして、これらの金額は2018年現在のものですので、今後変わる可能性があります。

 

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初めての宿坊の夜ごはん。精進料理ですが、チェックインの時に「お酒、ビールはどうしますか」と聞かれたので、迷わず日本酒をつけました。
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翌朝は、6時30分から朝の勤行、7時から護摩祈祷です。
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「フラッシュと音が出なければ写真撮影可」ということでした。

勤行前に試しに消音カメラで1枚撮りましたが、やっぱり画像が悪いです。これも無料のアプリだからね。笑

護摩祈祷は宿の隣の護摩堂で行われました。またまた外国人観光客が半分以上。お坊さんも日本語と英語の両方で挨拶していて、まさにセレモニー。

 

朝食は7時30分から。旅館やホテルではないので時間は宿坊の決めた時間です。

結縁灌頂の日は8時に金堂に行きたいので、やはり奥の院目的と結縁灌頂目的で宿を分けたのは正解でした。

 

高野山の宿坊 恵光院【公式サイト】(Koyasan Ekoin Official Website)

 

 

朝食後、チェックアウトをして奥の院にお参り。

夜中は激しい雨だったのに小雨になってくれていて、大変気持ちよく歩けました。

ちなみに片道30分くらいです。それだと往復1時間の計算ですが、ゆっくり見ながらでしたし、御廟前でかなり過ごして10時半の「生身供」が終わるまでいたので、9時から11時半近くまでおりました。
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写真からも御神氣が感じられますよね。
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途中、ひときわ目を惹いたお化粧地蔵。
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お化粧してあげると、美人になるとかお願いごとが叶うとか。

このお地蔵さまは実は空海様で、顔に化粧をされて怒っていると書いてあるブログもありましたが、私の見た感じでは面白がっているように見えました。

懐が深い高野山です。

あともう一つ、御廟橋の右手前にお地蔵さまがずらっと並んでいて、それは「水かけ地蔵ではなくて水向地蔵だから、絶対に水をかけないでください!」というブログも見たのですが、ナイトツアーの時に恵光院のお坊さんが「私たちの代わりに禊をしてくださいます。お好きな地蔵さんにお水をかけてください」とおっしゃっていました。

どっちが本当やねん。

でも、大丈夫。(たぶん)

懐が深い高野山です。

 

つづく

 

 



高野山に行ってきました ~その1

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高野山では毎年春と秋の2回「結縁灌頂」が行われています。5月に行われるのが「春季胎蔵界結縁灌頂」、そして10月に行われるのが「秋季金剛界結縁灌頂」。

今年の2月に紀尾井町の和歌山フェアで知って、春には間に合わなかったのですが、秋には絶対行きたいと念じて、早々にチケットを取っておりました。

(今回からチケットぴあで前売り券が発売されるようになりました。金額は前売り券が5000円。当日券は7000円です。結果的には今回の台風でキャンセルが相当あったようなので、ぴあが手続き代行してくれて良かったのではないかと思います。キャンセルされた方には申し訳ない感想です)

全国的に台風24号の被害が大きかった中、浮かれて書くのは本当に申し訳ないのですが、今回、私の初高野山はラッキー続きでした。
(調子に乗らずに書ければいいなとは思いますが、そうとう温かい目で見ていただくか、ご不快になった方はスルーしてください)

 

10月1日の結縁灌頂に参加するのに、普通なら「前日から行く」という選択が有力です。宿坊も1人で泊まるとそれなりにお高いですし。ただ、私は吉方位にとことんこだわる女。
調べてみたら9月30も29も悪くて、28日なら七赤中宮の重なる大吉方位でした。
なので、初高野山だし「南西の旅行はゆっくりするほうが開運」だからと、吉方位旅行を兼ねて3泊4日で予約しました。
結果的には、これが良かった。
おかげで私個人は、台風の被害をほぼ受けておりません。

 

今回、不思議にラッキーが続いたので、備忘録的にその出来事を書き連ねます。

(スルーするか温かい目で……)

まず、行きは尼崎の乗り換えの際、降りるホームを間違えてもともと乗るはずの電車を見送ってしまいました。


2番線に着いて、その直後に発車する同じホーム3番線の電車に乗り換えるはずが、降りたら向かい側は1番線。電車の姿も無い。

「あれ~?ホームが違うぞ?」

とスーツケースを転がしつつ首をかしげましたが、実はその乗ってきた電車、両側の扉が開いていて、反対側に降りていたら3番線だったんです。

目の前の開いたドアからしか降りられないという視野の狭さ!

で、反対側のホームから発車した電車を見送り、1本遅い電車で行くことになったのですが、そのおかげで橋本での乗り継ぎが「天空」という特別列車になりました。

南海電鉄高野線 天空

前日までに予約とありますが、自由席もあり、当日券もあります。 

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510円だったので当日券で指定席にしてみたところ、一両まるまる貸し切り状態。

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車窓から見る空には龍の雲も浮かんでいて、テンション上がりました~。
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 誰もいないから、トンネルの中でうちの龍とも記念撮影。もう一匹は胸についています。見えないけど。

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そして、高野山駅から初日の宿坊恵光院に行くバスの中で事件が起きました。
椅子に座って外を見ていましたら、首元で何かがブブブと言っています。

カナブン? (田舎ではよくある)
と手で払いのけようとしたら、いきなりチクッ! 痛い!?
なんと、ではないですか!!首を刺されたー。

ビックリしたものの、たまたま天空に乗る前に買っていた水(上の写真に写っている)があったので、ハンカチに含ませ、毒を絞り出すように押さえました。

私は生まれてから一度も蜂には刺されたことがありません。
小学生のころ花壇のアブをわざわざ手でつかんで(バカですね)刺されて、その時は先生がアンモニアを塗ってくれたという記憶があります。40年以上も前。
それが今回、水で冷やして毒を洗い流すという初期対応が自然にできたのはなんだか不思議。

その後、宿坊で教えてもらった薬屋さんに行って、「アンモニアよりも抗ヒスタミン軟膏を塗るといい」と教えてもらいました。

ラッキーだったのは「抗ヒスタミンの飲み薬も飲んだほうがいい」と言われたとき、
「あっ、持ってます! 持ってきてます!」
「ああ、じゃあそれを飲めばいいですよ」
と、これは話すと長いので省略しますが、前日ダンナとの会話でたまたまもらっていた薬。日光や埃で万が一アレルギーが出たとき用に持ってきていました。

まさか蜂で使うとは思わなかったけど。


薬屋さんで買った抗ヒスタミン軟膏は、「900円です」と言われ、
「違いますよ。1024円と値札が貼ってますよ」と箱を指さすも、
「900円でいいです」

何故か、まけてもらえました。不思議。笑

 

その薬局の帰りに、たまたま通りかかったのが「清高稲荷神社」

これは、以前に読んだ桜井識子さんの高野山の本の中で、最も印象に残ったといっても過言ではない神社。
江戸時代に勧請されて、居づらいけどがんばっているお稲荷様の話が可哀相だと思ったのですが、正直、探してまで行くつもりはありませんでした。

初の高野山で、目的は仏様との結縁です。
でも、目の前にあるのなら、もちろんお参りします。

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桜井識子さんが書いたおかげか、想像したほど寂れた感じはなく、訪問した人たちのノートもあって、愛されていると感じました。

お稲荷様も、力を取り戻しているのではないでしょうか。他に人がいなかったので、天津祝詞をあげさせていただきました。

帰りにふと、「呼ばれたのかな?」と思いました。

実際、次の日は恵光院から福智院まではバスで移動したので、薬屋に行くことが無ければ通りかかることもお参りすることもなかったのです。

 

蜂に刺されたところは、特に痛みはなく、痒みもじきに収まりました。

 

つづく

 

 

 清高稲荷神社のことが書いてあった本。

聖地・高野山で教えてもらった もっと! 神仏のご縁をもらうコツ

聖地・高野山で教えてもらった もっと! 神仏のご縁をもらうコツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝の易占

ここ数日、紹介のお客様のドタキャンや、問い合わせがあるも返信が無いなど、

立て続けに3件の話が途絶えたので、これは何かあるのかと易占を立ててみました。

お客様のことではなく、あくまで自分の運気についてです。

すると、

「坎為水」の初爻が出ました。

爻辞「習坎。坎萏(かんたん)に入る。凶」

訳「穴の中のそのまた穴に落ち込んで身動き取れない。凶」

これは、64卦384爻の中で最も運気が悪いといって差し支えない「どん底」の卦です。

ちなみに「坎為水」の易経での番号は29番で、前回引いた深川不動尊のおみくじの番号も29番でした。

(おみくじの番号と易の番号は書かれていることがリンクしていることが多いです)

 

これは、自分では気づいていないけれど、今の私は相当運気が落ちている?

もしくは、何か危険が迫っている?

 

無理に仕事を入れると危ないので神さまが調整してくれているのだと感じました。

「坎為水」初爻の之卦は「水沢節」

 これも、前回占った通りの卦ですね。本当にブレてない!

 

そこでまた、仕事にフォーカスして占いました。これからのやり方について。

そこで出たのが、

「山火賁」の上爻です。

爻辞 「白く賁(かざ)る。咎なし」

訳「飾りをすべてとる。とがめはない」

「山火賁」は「飾る」卦ですが、上爻は、飾りをすべて取り払った状態です。

飾らず本質に返れということ。本来の自分のペースで。無理は禁物。

精神的な喜びありという意味もあって、芸術・文化には良い卦です。

 

「山火賁」上爻の之卦は「地火明夷(ちかめいい)」

傷ついた太陽、真夜中、真っ暗。こんな時は、大人しくしばらくお休みです。

 

運気的に沈んでいる感じなので、今月末に高野山に行くことについても占ってみました。28日から3泊4日で高野山の宿坊に泊まり、10月1日の金剛界結縁灌頂を受けてきます。

注意した方がよいことなどあるのならメッセージを、とお願いしたところ、

「火天大有」の上爻を得ました!わお!

爻辞「天より之を祐(たす)く。吉にして利ろしからざるなし」

訳「天からの助けがある。大変よろしい」

これは、64卦384爻の中で、最も良いと言っていい(少なくとも私はそう思っています)卦です。

 

「火天大有」は「盛大、富裕、大いに所有する」卦ですが、

中でも上爻は、天からの助けを受け、何をやっても上手くいくという大変すばらしい卦です。

之卦は「雷天大壮(らいてんたいそう)」で「壮大、勢い盛ん、絶好調」

これで旅行は安心ですし、大いにおかげをいただけそうです。

ただし、こんな時こそ謙虚さを忘れないよう気をつけます。

調子に乗りすぎるのが悪い癖なので。

 

 

写真は、我が家の昇竜と光龍高野山にも連れていきます。

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おみくじで凶を引いた話と雷山小過と水沢節

 

昨日、深川不動尊でおみくじを引いたら「凶」がでました。

いつも「おみくじは大吉とか凶とかよりも書いてある言葉が大事」と言っていますが、

その書いてある内容が、願い事は「叶わず」、病気は「長引く上に悪い」と、全ての項目に救いが無い。その上、御言葉に、

「力が無いのに、できると勘違いして、分不相応のことをしようとしている」

と、書かれていました。


そのおみくじの前にお不動様に失礼なことをしてしまったので、

(護摩祈祷が始まっているにもかかわらず、友達が私を見失って遠くに行こうとしたのを大きな声で呼び止めてしまいました)

それでお不動様に怒られたのかなとも思ったのですが、その御言葉をかみしめているうち前日の鑑定を思い出しました。

 

40代の女性のお客様で、ご本人の相談には良い卦が出て話も弾んだのですが、

最後にご主人のことを占った時に出た卦が、

「雷山小過」の初爻でした。

 爻辞「飛鳥以て凶」

訳「(まだ力の無い)鳥が高く飛ぼうとする。凶。」

私は、普段、目の前のお客様には気をつかって言葉を選びます。

悪い卦が出たときも救いとなる言葉をさがしますし、具体的にどうすればいいのかも考えます。

しかしその時は、目の前の奥様自身がご主人のことをけなし気味に話していたので、うっかりそのペースに乗ってしまいました。

 「要は、分不相応な転職や出世を望んでもダメで、身の丈に合ったことをしろということですね」

 二人でアハハハと笑って終わったのですが、

ひょっとしたら、奥様は内心ショックを受けていたかもしれません。

仮に奥様が気にしなくても、このことを伝え聞いたら、ご主人はいい気分にならないはずです。

 

本当なら、

「いまチャレンジしようとしていることが、実力にあっているかどうか、無理しようとしていないか、もう一度考えてみてもいいと思います。今は留まって実力を蓄えるときかもしれません」

というべきでした。

 

おみくじの御言葉が、私が前日話したことによく似ていたので、自分の鑑定を反省する機会になりました。ありがとうございます。お不動様。

 

 

 

そして、今朝、自分自身でも占いました。

「力もないのに分不相応なことをするな」と言われたので、

「このまま易占の仕事を続けていいか?」という問いに対して出た卦が、

「水沢節」の三爻でした。

爻辞「節若(せつじゃく)せざればすなわち嗟若(さじゃく)す。咎なし。」

訳「節度を守らないと、やがて嘆き悲しむことになる。改めれば問題ない。」

 

調子に乗って羽目を外して険難に遭遇する。自業自得で誰のせいでもない。

自分の力を過信しないで、言行を慎みましょう。

という卦です。

 

なんてことでしょう。

おみくじの言葉とピッタリすぎて、しばらく言葉も出ませんでした。

まあ、ひとりですから、言葉を出す必要もなかったのですが。

 

たしかに。

このところ、紹介やリピートのお客様が増えて、いろいろ嬉しい報告などもいただいて、かなりいい気になっていました。

実は、ひそかにうぬぼれていました。すみません。

改めれば「咎なし」ということですので、反省して、自分を見つめ直します。

 

今月の座右の銘は「身の程を知る」

 

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 写真は、深川不動尊の前に行った九重部屋で撮った千代の富士の像。

力強くて、かっこいいですね。

「出を待つ」

 

水風節三爻の之卦は「水天需」。「待つ」卦です。

出しゃばらず、努力を怠らず、実力を蓄え、出番が来るのを待とうと思います。

 

神社に行っても願いが叶わないのはなぜ?

昨日は満月でしたね。

うちの庭からもはっきり大きな満月が見えました。

色々願って、色々誓いました。

お財布フリフリはしませんでした。

最近は、「私のこの身体が財布だ!」

の気持ちで(笑)、満月を見つめて深呼吸しています。

 

さて、昨日鑑定にいらした方から、

「神社に行っても願いが叶わないのはなぜ」という質問をいただきました。


これはその方自身の考えではなく、ご家族がそう言ってらして「どう説明していいかわからない」とのご質問でした。

 

占いではなく私の考えでお答えしたのですが、せっかくなので、ここで共有できたらと思い、またまた久々にブログ更新します。


まず大切なことは、天佑、神の御加護は『人の視点ではなく神の視点』 だということです。


例えば「あんなに合格祈願したのに第1希望のA大学に入れなかった」という人がいたとします。
それは、A大学ではなくてB大学に行くことで出会う縁や経験が必要だったということです。

また、単に「お金が欲しいです」 という人に天がお金の雨を降らすこともありません。


神社仏閣でいただける力は、あくまでもその人の努力の上での「 もう一押し」です。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉もありますよね。
この夏の高校野球は大変盛り上がりましたが(私も毎日見てました!)、きっとどの学校も「甲子園優勝」を祈願しているはずです。でも、 優勝できる学校は一つだけ。


神社に行って熱心に祈願しても、 勝つチームもあれば負けるチームもあります。

でも、いずれもその努力や経験は、必ず糧になります。 そのように神様は手配しています。


神社に行ったけど、思う結果にならなかった。

それは、神様の視点では「それが良い」ことなのです。

「まだそのことに取り組め」「がんばれ!見てるから」ということか、

場合によっては「 他にやるべきことがある」「別のステージがある」ということかもしれません。


人の魂は何百回何千回も転生していてーーーと、お友達のサイキックリーダーの透花ひろみちゃんが「比較的若い魂でも数百、平均して4000回くらい転生している」と言っていて、私もそれを信じていますーーーだれもが今世では、前世、 前前世の課題に取り組むようになっています。


知人に、本当に本当に子どもが欲しくて、 不妊治療などの大変な努力もして、 神社仏閣にも熱心に通いましたが、 どうしても子どもができずタイムリミットを迎えた女性がいました。
その後まもなく両親の介護が次々に始まって、「 今世の課題は子育てではなくて親を看ることだったのかもしれない」 と言っていました。

 

また、どんなに神社で縁結びをお願いしても、結婚のご縁がないという友達が何人かいます。

(って、これ読んで、あ!私のこと?とか思わないでねー)

私は、その子たちの今世の課題は結婚ではないのだろうと思っています。

現に彼女たちは、仕事や趣味の世界では、神様から良いご縁をたくさんもらっているように見えます。

(って、絶対結婚できないって言ってるわけじゃないからねー)


神社で願ったことが自分の期待する結果ではなかったとしても、
「ちゃんと見ているからもう少しがんばれ」でも、「そこじゃないからそのうち違う道が開けるよ」でも、いずれにしても 神の視点から導かれていると信じてください。

間違っても「神社に行っても叶わない」 とか言ってはダメ〜。
せっかくお参りしたのに、神様とのご縁を自分から切ってしまうことになります。


ちなみに私の周りで神社に行って運気を上げている人たちに共通するのは、「プラスの口癖」です。
「おかげさまで」「よかった」といつも言っています。

自分の思っていた結果でなくても、 別のことで良いことを見つけて、

「かえって良かった」 と、神様にお礼参りもしています。

ちなみに、本当に成し遂げないといけないことが叶わない時は、

「業が深いわー」とか「試されてるわー」とか言って笑っています。

 

プラスの口癖というと『叶うという字は、口にプラス』 と言われます。

(誰が言い始めたの?金八先生??って、多分違う)

こじつけのようですけど、実際、プラスの言葉が運気を上げるのです。

 

何が自分にとって本当に良いことなのか、大事なことなのか。

それは神のみぞ知るということで、お参りした後は全てお任せすればいいのです。

 

こちらの写真は、前回、ご紹介した大國魂神社の巽神社の狛犬さん。

実はよく見ると、小獅子がおっぱい吸っているんですよ。

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 かわいいですねー。

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